18/10/19 ひむか  フェニックスリーグ

◎藤嶋6回3安打無失点◎

 
DeNA
中  日

 
DeNA
中  日

 打率長打率出塁率
二遊  京 田 .176 .412 .263
右中  伊藤康 .186 .209 .205
一二  高 橋 .421 .474 .421
遊三  石 垣 .256 .410 .341
左   モ ヤ .346 .577 .414
  左   渡 辺 .276 .414 .364
三二  溝 脇 .229 .286 .308
  一   石川駿 .222 .444 .214
捕   Aマル .333 .667 .333
  捕   加 藤 .160 .200 .160
指   友 永 .190 .286 .393
中右  近 藤 .087 .130 .154
29 .242 .364 .308
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
藤 嶋 21 0.00 6.00
大 蔵 1.13 5.63
鈴木博 0.00 6.23

《相手投手》中川虎(6回)−赤間(1回)−武藤(1回)

DeNA
中  関 根(藤嶋)
中飛
  二ゴ    遊飛  二安  
二  宮 本左飛  三振    三振  二ゴ  
 二  百 瀬                  
左  楠 本中2    右安  中飛    三振
右  細 川四球    二ゴ    (大蔵)
三振
  中安
遊  飛雄馬三ゴ    三ゴ    遊ゴ  右安
三  山 下  一ゴ  二ゴ    三振  一ゴ
指  青 柳  遊ゴ    左安        
 打指 嶺 井              (鈴木博)
三振
  
捕  戸 柱  三振    遊飛    右安  
一  狩 野    三振  遊直    三ゴ  
中  日
二遊 京 田(中川虎)
四球
  一ゴ  二ゴ  二飛    
右中 伊藤康遊ゴ  遊ゴ  中安    (武藤)
中飛
  
一二 高 橋遊ゴ    左飛二併    右安  
遊三 石 垣  二ゴ  振逃  三振  一邪  
左  モ ヤ  三振  四球  右3  二ゴ  
 左  渡 辺                  
三二 溝 脇  三安  三振  遊ゴ      
 一  石川駿                  
捕  Aマル  二飛  遊安  右飛      
 捕  加 藤                  
指  友 永    四球中安    (赤間)
二ゴ
    
中右 近 藤    右飛三振    二ゴ    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
    Aマルはアリエル・マルティネス

D先発・藤嶋

  6イニング3安打無失点と好投した。

   藤嶋   「主に真っすぐを低く投げようと。いきなり低く投げられる
         わけじゃないと思うので、気持ち低く、という感じで。だ
         んだん良くなっていったと思う」

  立ち上がりこそ、

   藤嶋   「ちょっと浮き気味だった」

 2死からの二塁打と四球でピンチを招いたが、2回以降は回を追うごとに低
 めへ制球できるようになった。

   藤嶋   「納得する球も何球かあった」

 最速141キロの直球にカーブ、スプリットなどを組み合わせ、若手主体のD
 eNA打線をわずか3安打に抑えた。

  2年目の今季はプロ初登板を果たすと、8月中旬からは先発ローテもつか
 み取った。計19試合で3勝1敗、防御率3.66。先発と中継ぎの両方を経験し、

   藤嶋   「勉強になることがたくさんあった」

  憧れの大先輩が日本球界に戻ってきたことも藤嶋を奮い立たせた。同じよ
 うなフォームで、同じくスプリットを武器にする巨人・上原だ。ヤクルトと
 のクライマックス・シリーズファーストステージ第1戦。5回2死二塁から
 のマウンドでピンチをしのいだ先輩右腕の動画に見入った。

   藤嶋   「有利なカウントに追い込んで、最後はボール球を振らせる。
         すごい技術だと思った。ああいう場面は誰もが抑えられる
         わけじゃない。自分もそういう場面で任される投手になり
         たい」

D2番手・大蔵

  7回に登板し、細川と山下をともに低めの直球で見逃し三振に仕留めた。

   大蔵   「傾斜のあるマウンドだったので、より角度のある真っすぐ
         が低めに投げられた」

 バッテリーを組んだA・マルティネスからも「球の質が上がっている。低め
 の球も伸びている」と言われたという。

   大蔵   「ちょっとずつ練習の成果が表れていると思う」

D1番二塁→遊撃・京田

  「1番・二塁」で先発出場した。昨年11月19日に行われた「ENEOSア
 ジアチャンピオンシップ2017」の韓国戦(東京ドーム)で、侍ジャパンの一員
 として守って以来約1年ぶり。

   京田   「動きが違うので違和感はあるけど、普通に守ることはでき
         たと思う」

 5回までに3度のゴロを危なげなくさばき、6回からは遊撃へ移った。遊撃
 にこだわりを持っているが

   京田   「いろんなところをできた方がいい」

D5番左翼・モヤ

  6回1死から育成右腕・中川虎の144キロの直球をはじき返すと、強い打
 球が一塁脇を抜け、右翼ファウルゾーンのフェンスまで到達。長い脚で一気
 にダイヤモンドを駆け抜け、三塁に滑り込んだ。

   モヤ   「感覚が良かった。球がフェンスに達したので三塁まで行け
         ると思ったよ」

  日本に連れて来てもらい、父とも呼ぶ森前監督が退任し、来季は与田新監
 督に代わる。

   モヤ   「監督が誰でも、もちろん契約してもらいたいと思っている。
         監督が宮崎にいるかいないかは関係なく、自分のやるべき
         ことに集中するだけ」

D8番DH・友永

  4回2死満塁で先制中前打を放った。チャンスで回ってきたこの打席では
 「シーズン同様に結果を出そう」と意識。両チーム通じて唯一の得点を挙げ
 た。この秋は結果にこだわらず、ノーステップ打法を続けている。

   友永   「取り組んでいることで結果も出せて良かった。変えずに継
         続していきたい」

                 【10月20日付け中日スポーツより引用】