18/10/09 SOKKEN  フェニックスリーグ

◎山本拓2回2安打無失点◎

 
日本ハム
中  日

 
日本ハム
中  日

 打率長打率出塁率
遊   石 垣 .125 .125 .222
中   伊藤康 .333 .333 .333
二   溝 脇 .125 .250 .222
指   モ ヤ .714 .857 .778
  走   阿 部 - - -
右   渡 辺 .375 .875 .444
一   石川駿 .000 .000 .000
三   近 藤 .200 .200 .200
捕   加 藤 .286 .286 .286
左   友 永 .333 .333 .429
31 .275 .377 .342
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山本拓 0.00 4.50
阿知羅 10 0.00 3.00
 福  0.00 4.50
石 田 0.00 18.00
三ツ間 0.00 0.00

《相手投手》村田(2回)−藤岡(1回)−中村(2回)−田中豊(1回)−高山(1回)−白村(1回)

日本ハム
左  浅 間(山本拓)
二飛
  三邪    遊ゴ    四球
二  高 浜左2    中飛  右飛    左安
指  姫 野遊ゴ                
 打指 森 山      二ゴ    遊ゴ    
 打指 谷 口                遊併
一  清 宮二飛    四球    中飛    
三  森 本  左安  三振    三振    
 走  難 波                  
中  松 本  遊併    右飛    (石田)
三振
  
遊  石井一  三振    一ゴ    三振  
捕   郡     (阿知羅)
一ゴ
  三ゴ    三ゴ  
右  岸 里    左安    (福)
一ゴ
    (三ツ間)
三ゴ
中  日
遊  石 垣(村田)
二ゴ
  三振  投ゴ  右安    
中  伊藤康右安  左邪  遊安  二飛    
二  溝 脇右飛    (中村)
中飛
中飛    (白村)
左飛
  
指  モ ヤ中安    右2  (田中豊)
死球
  左安  
 走  阿 部                  
右  渡 辺三ゴ    四球  左安  右飛  
一  石川駿  遊ゴ  右飛  中飛  遊ゴ  
三  近 藤  二ゴ  一飛  遊ゴ      
捕  加 藤  三振    左安  (高山)
一邪
    
左  友 永    (藤岡)
二ゴ
  右安  左飛    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
    阿部は6、8回に特別ルールでモヤの指名代走

D先発・山本拓

  大物新人の清宮を二飛に抑えるなど2イニングを2安打無失点。習得中で
 ある縦のスライダーで三振を奪うなど、収穫を得た。

   山本拓  「全然納得した球を投げられなかった」

  初回2死二塁でいきなり清宮を迎えた。初球は内寄りの146キロ直球でフ
 ァウル。2球目に選択したのは今秋、習得を目指す縦のスライダー。球が指
 から離れる瞬間「力が入った」とほぼど真ん中へ。だが相手の打ち損じに助
 けられ二飛に。

  それでも収穫もあった。まずは苦手とする左打者封じだ。7人中4人の左
 打者を無安打。さらに新変化球にも手応えを得た。

   山本拓  「使える感触はありました」

 7番・石井一を見逃し三振に仕留めたのは縦のスライダー。

  小笠原コーチ「カウントを稼ぐ球にも勝負球にもできていた。投げきれる
         確率を上げていってくれたら」

  実戦登板は、1軍でプロ初登板を飾った9月12日の阪神戦(甲子園)以来。
 実は直後に胃腸風邪をこじらせ数日休養。体重は一気に5キロ減ったという。

   山本拓  「今は元に戻りましたけど、風邪はひくもんじゃないです(笑)」

  ルーキーイヤーも終盤。1年前に思い描いた理想には「程遠い」という。

   山本拓  「球速だったり、制球力だったり、もっと成長してこの秋を
         迎えたかった」

   山本拓  「次は上のステージで、自分の納得した球で清宮を抑えたい」

D2番手・阿知羅

  3イニングを1安打無失点に抑えた。3回に2番手としてマウンドに上が
 ると、130キロ台後半の直球とスライダーを中心に凡打の山を築いた。

   阿知羅  「打者が嫌がる投球はできたと思います」

  だが、清宮に対しては四球を与えてしまい

   阿知羅  「もったいなかった。清宮くんのときだけ球が制御できなか
         った」

D4番手・石田

  8月4日の東海学生選抜戦(ナゴヤ)で登板して以来。

   石田   「直球の走りがよかった」

 1軍経験のある松本、石井一を直球で連続三振。郡はチェンジアップで三ゴ
 ロに打ち取った。

   石田   「与えられたところでしっかり結果を出すだけです」

D2番中堅・伊藤康

  1回1死、先発・村田の直球を右前に運びチーム初安打とすると、次打者
 ・溝脇の2球目に二盗を決めた。4番・モヤの中前打で先制の生還。フェニ
 ックス・リーグの初盗塁、初得点を決めた。

   伊藤康  「ヒットは真っすぐが来そうな感じでした。盗塁は、セーフ
         でしたがスタートが少し遅れたので反省です。(生還は)外
         野守備が深いことが(打球の前から)頭に入っていたんで、
         かえるつもりでした」

  5回にも遊撃内野安打を放ち、2試合目で初マルチもマークした。

   伊藤康  「2番は右打ちも、小技も経験を積むチャンス」

  夢は足を生かせるリードオフマン。

   伊藤康  「将来的には、僕は1番を打てるバッターになりたいんです
         けどね」

  小笠原2軍監督は2番に据える意味について

   小笠原監督「走塁への意識を高めてほしい。きょうは攻撃のパターンと
         してはいい形で結果も出た。またトライして成功させ、成
         長してほしいね」

D4番DH・モヤ

  1回に中前先制打、4回には右越え二塁打を放ち、8回にも左前打

   モヤ   「宮崎に来る前から自分のタイミングでスイングができるよ
         うに練習してきた。先制打はどんな試合であれ、走者をか
         えそうと思っているからね」

 試合前には外野でノックを受け

   モヤ   「いつでも言われれば守れるよ」

D4番指名代走・阿部

  三ツ俣が8日の試合で左肘に死球を受け打撲。阿部は名古屋での練習中に
 宮崎入りを通告された。9日は自宅で午前5時半に起床。午前8時過ぎの宮
 崎便に飛び乗り、12時半の試合開始直前に球場入りした。両軍で合意した特
 別ルール「指名代走」でモヤの代わりに2度走者を務め

   阿部   「フェニックスではいい形でシーズンを締めくくりたい」

D7番三塁・近藤

  外野が本職の近藤が「7番・三塁」でスタメン出場。4度の守備機会を無
 難にこなした。

   近藤   「捕れない打球は体で止めるつもりだった」

   近藤   「どこでもやれればチャンスは広がる」

   渡辺コーチ「いい送球をしていた。若いからできればチャンスが広がる
         よ」

                 【10月10日付け中日スポーツより引用】