11/10/08 サンマリン 　ファーム日本選手権

◎２年ぶり６度目の日本一◎

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
中　　日	２	０	０	１	０	１	０	０	０	４
日本ハム	０	０	０	０	０	０	０	２	１	３

［本塁打］前　田(６回１点植村)
［勝　投］大　野
［セーブ］金　剛
［敗　投］矢　貫
［最優秀選手］前田
［優秀　選手］大野、小池、野本、西川

	安	二	三	本	振	球	犠	盗	併	残	失	暴	捕	ボ
中　　日	９	１	０	１	11	０	１	０	０	６	０	１	０	０
日本ハム	11	１	０	０	８	０	０	０	０	８	２	０	０	０

			打	安	二	三	本	点	振	球	犠	飛	盗
１	二	岩崎恭	２	０	０	０	０	０	１	０	０	０	０
	打二	水　田	２	０	０	０	０	０	１	０	０	０	０
	遊	吉　川	１	０	０	０	０	０	１	０	０	０	０
２	遊二	谷	４	１	０	０	０	０	２	０	０	０	０
３	指	野　本	４	２	０	０	０	０	１	０	０	０	０
４	三	柳　田	４	１	０	０	０	１	０	０	０	０	０
５	一	福　田	４	２	０	０	０	０	１	０	０	０	０
６	左右	小　池	４	２	１	０	０	０	１	０	０	０	０
７	右中	藤　井	４	０	０	０	０	０	１	０	０	０	０
８	捕	前　田	３	１	０	０	１	２	２	０	０	１	０
９	中	中　村	３	０	０	０	０	０	０	０	０	０	０
	打左	松井佑	１	０	０	０	０	０	０	０	０	０	０
計			36	９	１	０	１	３	11	０	０	１	０
			打	安	二	三	本	点	振	球	犠	飛	盗

	回	投	打	安	振	球	失	責	暴	ボ
大　野	５	77	18	３	２	０	０	０	０	０
高　橋	１	13	３	０	２	０	０	０	０	０
矢　地	１	10	３	１	１	０	０	０	０	０
武　藤	1/3	17	４	３	０	０	２	２	０	０
小　熊	2/3	18	４	２	１	０	０	０	０	０
金　剛	１	15	６	２	２	０	１	１	１	０

《相手投手》矢貫(３回)−土屋(１回2/3)−植村(１回1/3)
　　　　　　−榎下(１回)−林(１回)−菊地(１回)

中　　日			１	２	３	４	５	６	７	８	９
１	二	岩崎恭	(矢貫) 三振	遊ゴ
	打二	水　田					三ゴ		(榎下) 三振
	遊	吉　川									三振
２	遊二	谷	遊安		三振		遊ゴ		三振
３	指	野　本	左安		三振		左安		遊ゴ
４	三	柳　田	[二ゴ]		中飛		中安			(林) 中飛
５	一	福　田	右飛			(土屋) 左安	(植村) 三振			中安
６	左右	小　池	左安			左２		三直		三振
７	右中	藤　井	三飛			三振		中飛		中飛
８	捕	前　田		三振		中犠		左本			(菊地) 三振
９	中	中　村		二飛		中飛		遊ゴ
	打左	松井佑									一邪
日本ハム			１	２	３	４	５	６	７	８	９
１	指	西　川	(大野) 左安		二ゴ			(高橋) 遊ゴ		左安	中安
２	右二	村　田	捕飛		中飛			三振		(小熊) 右安	三飛
３	三	市　川	捕邪			二ゴ		三振		左安
４	捕	渡　部	遊飛			遊ゴ			(矢地) 右飛	三振
５	中	松　坂		右飛		左２			右安	遊ゴ
６	左	谷　口		右安		左飛			三振		(金剛) 一ゴ
７	二	荒　張		三振			二ゴ
	打一	大　平								(武藤) 右安	三振
８	一	浅　沼		三振			一ゴ
	打右	佐　藤								左安	振逃
９	遊	中　島			左飛		三ゴ			中飛	右安

　　　　(　　)内は対戦投手、[　　]は失策出塁

Ｄ先発・大野

　　５イニングを投げ、３安打無四球無失点の投球で勝利投手となり、優秀選
　手に

　　　大野　　　「大事な試合に投げさせてもらって、５回を無失点に抑えら
　　　　　　　　　れたので僕自身は満足しています」

　　この日の直球の最速は138キロに止まったが、落ち着いた投球で日本ハム
　打線を零封。

　　　大野　　　「立ち上がりからリリースが合わなかったけど、３回くらい
　　　　　　　　　から合うようになった」

　　この日は母・早苗さんが、友人とともに京都から宮崎まで応援に駆けつけ
　ていた。

　　　早苗さん　「最初は緊張していたと思います。でも何とか抑えてくれて
　　　　　　　　　ホッとしています。まさか賞までいただけるとは」
　　　大野　　　「宮崎まで見に来てもらって勝てたので良かった」

　　　大野　　　「春からの目標は１軍での勝利。それを目指してやっていき
　　　　　　　　　たいと思います」

Ｄ２番手・高橋

　　直球は最速144キロで、しかも切れ味十分。先頭の西川を遊ゴロに仕留め
　ると、村田からフォークで空振り、市川からスライダーで見逃しと、２つの
　三振を奪って三者凡退

　　　高橋　　　「まあまあでしたね。最初の頃と比べれば、だいぶいいです。
　　　　　　　　　状態は何割？　呼ばれればいつでも行けると思います」
　　　小林コーチ「復帰直後に比べても、よくなっている。(肩の)リバウンド
　　　　　　　　　は見ないといけないが、いつ呼ばれてもいいところまで来
　　　　　　　　　ている」

Ｄ３番ＤＨ・野本
Ｄ６番左翼→右翼・小池

　　小池と野本が、それぞれ２安打を放って優秀選手に選ばれた。小池は１回
　２死一塁で左前打を放つと、４回無死一塁で左翼線への二塁打でチャンスメ
　ーク。受賞に

　　　小池　　　「うれしいですね」

　　野本は１回１死一塁で放った左前打が、相手エラーを誘って先制点となっ
　た。

Ｄ８番捕手・前田

　　最優秀選手には、２打点の前田が輝いた。２−０の４回の１死二、三塁で
　きっちり犠飛を放つと、６回にも左翼席へソロアーチをたたき込んだ。守備
　でも先発の大野を好リードし攻守に貢献。

　　　前田　　　「みんなで勝ちとった日本一、その中でＭＶＰをとれてよか
　　　　　　　　　った。(本塁打は)感触が良かったので、いったと思った。
　　　　　　　　　まだ１軍の試合もあるので、いつ呼ばれてもいいように、
　　　　　　　　　やることをしっかりやっていきたい」

Ｄ井上監督

　　井上２軍監督が９度宙を舞った。リーグ制覇の時と同じ回数で、現役時代
　の背番号と同じ数。２軍を率いて１年目でファームを日本一に導いた。

　　　井上監督　「昨日の宮崎での練習を見て勝てると確信した。最後はドラ
　　　　　　　　　マみたいにヒヤヒヤしたけどナイスゲームでした。
　　　　　　　　　これからフェニックス・リーグもあるし、この子たちは２
　　　　　　　　　軍で終わる訳ではない。日本一になれたことは財産になる
　　　　　　　　　けど、上を目指して頑張ってもらわないと」

　　　　　　　　　　　　　　　　　【10月９日付け中日スポーツより引用】