10/07/09 雁の巣  ソフトバンク17回戦(対ソフトバンク6勝10敗1分)

◎中田亮 初4番で2適時打◎

 
中  日
ソフトB

[本塁打]小 池1号(5回2点怜王)
[勝 投]ネルソン (3試合1勝1敗)
[セーブ]河 原  (13試合0勝1敗1セ)
[敗 投]怜 王  (8試合1勝4敗)

 
中  日 13 11
ソフトB

 打率長打率出塁率
中   藤 井 .302 .360 .375
遊二  岩崎恭 .249 .314 .371
二   井 端 .333 .333 .333
  遊    谷  .285 .477 .329
一   中田亮 .233 .350 .254
右   小 池 .333 .556 .316
左   中 川 .311 .495 .366
指   沢 井 .298 .337 .368
  打指  福 田 .299 .438 .317
三   柳 田 .296 .371 .383
捕   松井雅 .227 .409 .261
38 13 .272 .372 .337
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
ネルソ 96 22 3.00 6.00
矢 地 14 1.59 6.35
久 本 19 3.76 9.23
高 島  1/3 2.43 6.86
小林正  2/3 5.40 4.32
河 原 4.22 6.75

【失策】松井雅

《相手投手》ホールトン(4回)−怜王(2回1/3)
      −金無英(1回1/3)−神内(1回1/3)

中  日
中  藤 井(ホールトン)
三振
中飛    (怜王)
三振
右飛  中安  
遊二 岩崎恭四球左飛    二安三ゴ  (神内)
四球
  
二  井 端右安  中飛  一ゴ        
 遊   谷             四球三振  
一  中田亮右安  三振  左安  投犠  二ゴ
右  小 池左犠  二飛  左本  (金無英)
左飛
  右安
左  中 川右安    遊ゴ中安  三振  右飛
指  沢 井遊安    三ゴ二飛    二ゴ  
 打指 福 田                三振
三  柳 田遊ゴ    左安  三ゴ  中安  
捕  松井雅  右飛  遊飛  中安  右飛  
ソフトB
左  村 松(ネルソン)
中安
右飛    中飛  中飛    
遊  仲 沢右安三振    右安  四球    
中  中 村左邪  四球  右飛  遊ゴ    
三  吉川元左飛  三振  投ゴ    (高島)
四球
  
指  李ボムホ四球  遊ゴ    (矢地)
三振
  二邪  
一  小 斉中安  二ゴ    中飛  (小林正)
一併
  
捕  堂 上中安    二ゴ  中安    (河原)
右飛
二  李杜軒三振    三ゴ  三振      
 打  今 宮                中飛
右  中 原  三振  一邪    (久本)
三振
  三ゴ
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D3番二塁・井端

  左足の違和感で6月9日を最後に実戦から遠ざかっていた井端が1カ月ぶ
 りに実戦復帰。いきなり右前打を放ち、順調な仕上がりを見せた。試合はプ
 ロ入り初めて4番に座ったルーキーの中田亮の右前適時打で先制、5回に小
 池の1号2ランで逆転勝ちした。

  いとも簡単にヒットで実戦復帰を果たした。初回1死一塁で打席に立った
 井端は、ホールトンの初球、142キロの外角高めのストレートを右前に。一
 塁塁上で笑顔がはじけた。

   井端   「いいスタートが切れましたね。思っていたよりボールがよ
         く見えた。初球のストレートをヒットできたので、次の打
         席からボールをしっかり見る余裕ができましたね。真ん中
         のボールもグッとこらえて待ちましたよ」

  井端は打席での手応えをそう感じ取った。続く2打席は凡退したものの、

   川相監督 「スイングはしっかりしていたからね」

  しかし、二塁守備についてはいまひとつ。初回、小斉、堂上の打球は、二
 塁の近くに飛び込む井端の左を立て続けに抜けていった。

   川相監督 「万全だったら2つとも楽勝なんだろうけど、1つ目の打球
         は捕ってほしかったかな」

 運が悪いことに5回には仲沢の二盗を刺そうとした松井雅の送球を右腕に受
 け、痛み止めのスプレーをかけてプレーを続けたが、大事を取ってこの回で
 ベンチに下がった。

  福岡入りした前夜(8日)、井端が選手だけの食事会を主催した。昨年は井
 上らが開催して士気を高めていたが、井端もいまひとつ成績が上がってこな
 いファームの現状を憂慮して食事会での決起集会を開くこととなった。井端
 がいることでチームの雰囲気も引き締まって、クリーンアップトリオが全打
 点で逆転勝ち。井端は今度は1軍でチームを活性化させていくことになりそ
 うだ。

D4番一塁・中田亮

  「4番・ブーちゃん」。川相2軍監督のサプライズ起用に、中田亮が見事
 に応えた。初回1死一、二塁から右前に先制適時打。5回には2死三塁で左
 前にテキサス安打を放った。

   中田亮  「練習前に言われました。4番というんじゃなく、4番目の
         意識で打席に立ちました。タイミングの取り方をいろいろ
         考えてやってきたけど、やっと結果が出てうれしい。これ
         を続けないと」

 気を引き締めた。

  6月12日のオリックス戦(ナゴヤ)以来、1カ月近く11打席ヒットがなかっ
 たが、

   川相監督 「打撃の内容は悪くはなかったから、思い切って使ってみた」

 起用した真相を明かした。

D5番右翼・小池

  5回2死一塁で左越えに逆転2ラン

   小池   「ちょっと詰まったかな? でも1回の犠牲フライといい、
         内容のある打撃ができたので良かった」

                 【7月10日付け中日スポーツより引用】