10/05/16 由宇  広島8回戦(対広島4勝4敗)

◎川井7回2死から5失点◎

 
中  日
広  島

[勝 投]相 沢  (8試合3勝1敗)
[敗 投]川 井  (6試合0勝2敗)

 
中  日
広  島

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .258 .306 .319
  二   西 川 .406 .469 .500
遊   岩崎恭 .274 .347 .367
一   柳 田 .253 .387 .367
右   堂上剛 .341 .565 .391
中   平 田 .222 .254 .311
左   中 村 .271 .371 .320
  打   中 川 .213 .447 .275
三   堂上直 .196 .216 .241
捕   田 中 .250 .250 .379
  捕   赤 田 .500 .500 .500
投   川 井 .200 .200 .200
  打   小林高 .000 .000 .000
  投   赤 坂 .000 .000 .500
28 .257 .362 .325
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
川 井 101 28 3.55 6.00
赤 坂 26 5.93 7.24

【失策】西川

《相手投手》相沢(7回)−広池(1回)−大島(1回)

中  日
二  沢 井(相沢)
三飛
  四球  右飛        
 二  西 川              三振  
遊  岩崎恭右安  右飛    中飛  遊ゴ  
一  柳 田右犠  右飛    [遊ゴ]    (大島)
四球
右  堂上剛三飛    遊ゴ  一ゴ    中飛
中  平 田  三ゴ  三振  三ゴ    左飛
左  中 村  三振  中飛    右飛    
 打  中 川                中飛
三  堂上直  中飛    中安  遊ゴ    
捕  田 中    右安  中飛  遊ゴ    
 捕  赤 田                  
投  川 井    一犠  一犠        
 打  小林高              (広池)
遊ゴ
  
 投  赤 坂                  
広  島
中   丸 (川井)
投ゴ
  中飛    中安右安    
 投  広 池                  
 二  安 部                  
左  井 生三ゴ  三併    遊併      
 左中左末 永              (赤坂)
[二ゴ]
  
一三 田 中三振    右飛    中飛中飛  
 投  大 島                  
三  堂 林  三振  遊ゴ    振逃    
 走二三松 本              遊ゴ  
二左 山本芳  中安  中飛    投ゴ    
 打  松 山              四球  
 走中 鈴 木                  
右  鞘 師  遊ゴ    三ゴ  左2三振  
捕  白 浜  四球    三振  右安    
遊  申成鉉  三振    三邪        
 打  上 村            敬遠    
 走遊 木 村                  
投  相 沢    中安    一ゴ      
 打一 岩 本            左安    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D先発・川井

  1回に1点を先制したものの、好投していた先発・川井が振り逃げから走
 者を許して下位打線に適時打を浴び、逆転負けを喫した。

  好投していた川井にとって不運な1球から悪夢が待っていた。7回1死、
 4番・堂林をカーブで空振りの三振に取ったが、ボールは本塁手前でバウン
 ドして捕手・田中は捕り切れず、バックネットまで達して一塁に生かしてし
 まった。次打者を打ち取り、暴投がなければ3アウトでチェンジになるとこ
 ろが、2死二塁。次の鞘師との勝負を焦って左越えに同点適時二塁打。白浜
 には右前へ勝ち越し打を浴び、なおも一、二塁から連続タイムリー。アッと
 いう間の5失点だった。

   川井   「自分でも調子は良かったと思います。でも、これが野球で
         す」

 川井は多くを語ろうとはしなかった。

  昨年開幕から11連勝して大ブレークした川井だけに、再び1軍に昇格させ
 るには要求もレベルの高いものになる。

   川相監督 「あそこをもうひと踏ん張りしてくれたら。そのための体力
         的なものと精神的なスタミナを身に付けて欲しい」

  しかし、前回9日の阪神戦は5イニングを4失点と精彩がなかったが、こ
 の日はカーブを有効に使って、ストレート、チェンジアップなどのコンビネ
 ーションでピンチを併殺に切り抜けた。

   小林コーチ「内容としては最近では一番良かった」

 あとは終盤に息切れした反省をいかに生かすかで、1軍復帰の時期が決まっ
 ていく。

D2番遊撃・岩崎恭

  1回、安打で盗塁、捕逸を誘って柳田の犠飛で生還

   岩崎恭  「左投手の時は顔の表情で(けん制が)来るかどうか何となく
         分かるんです。初球から思い切り行きました」

D8番捕手・田中

  2試合連続先発マスクをかぶった田中が3回、4月15日のソフトバンク戦
 以来、約1カ月ぶりのヒットを放った。

   田中   「久しぶりで、いつ打ったか覚えていません(苦笑)」

 7回に堂林を振り逃げで出塁させたシーンについては

   田中   「(ボールが)マスクに当たって後ろに行っちゃったんです。
         止めていれば点が入っていなかったし、残念です」

                 【5月17日付け中日スポーツより引用】