10/05/04 長良川  ベーブルース杯決勝

◎2連覇&初完全制覇◎

 
中  日 11
西濃運輸
         (8回コールドゲーム)

[本塁打]田 中(4回1点前田)
     岩崎恭(8回3点斉藤)
     新 井(8回1点斉藤)

 
中  日 16
西濃運輸

 
二   沢 井
遊   岩崎恭
  遊    谷 
指   新 井
左   堂上剛
  一   中田亮
一   柳 田
  左   中 川
右   藤 井
三   堂上直
捕   田 中
中   中 村
37 16 11
 

 
矢 地 40/3 19
高 島 14

中  日
二  沢 井(丸山)
三振
左安  一ゴ  右3  左安
遊  岩崎恭二ゴ  中2三振  (好永)
左邪
  左本
 遊   谷                 
指  新 井三振  中安  左飛  (斉藤)
二邪
中本
左  堂上剛  中安右安  二ゴ  左2(神田)
遊飛
 一  中田亮                
一  柳 田  右安(前田)
投犠
  左安  三振三振
 左  中 川                
右  藤 井  三振投ゴ  遊ゴ  中安  
三  堂上直  一邪二ゴ    三振二邪  
捕  田 中  右安  左本  右飛  四球
中  中 村  左安  中飛  四球  投犠
西濃運輸
三  東 名(矢地)
二ゴ
  左安  四球  一ゴ  
中  阪 本中飛  中飛  (高島)
捕邪
  二ゴ  
左  清 原右安  三邪  左安  中飛  
一  石 井右安  中飛  左飛    左飛
右   南 左安    三振遊ゴ    一ゴ
指  藤 沢  左安  三ゴ  一ゴ  三振
捕  松 本  中飛  左飛  右安    
二  金 丸  二ゴ    四球二ゴ    
遊  大 野  三振            
 打  森 川        右2      
 走遊 稲 村          中飛    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

《相手投手》丸山(2回0/3−前田(3回2/3)−好永(1/3回)
        −斉藤(1回1/3)−神田(2/3回)


D先発・矢地

  矢地がプロ初先発。4イニング0/3で降板も、6安打、2奪三振、2四死
 球の2失点で抑えた。試合は、打線が16安打と爆発、11−2で8回コールド
 ゲームで勝ち、2年連続2度目の優勝。

  決勝の大舞台でプロ入り初先発の大抜てきを受けた矢地が、勝利投手の権
 利目前の5回に途中降板したが、今後につながる光を見いだした。

   矢地   「先頭バッターを5イニング中3回出してしまったことが反
         省ですけど、今までで一番長いイニングを投げることがで
         きたのは収穫です」

  プロ入り後は中継ぎとして起用され、これまでの最長は2イニングだった
 矢地。未知の領域に足を踏み入れ、5回に突如崩れはしたが、MAX147キロを
 記録した直球を武器に攻めの姿勢を前面に押し出して、要所を締める投球に
 次につながる手応えを得た。

   川相監督 「投手がいなくて、矢地を温存して先発させたけど、投げた
         ことのないイニングを投げられたし、今後につながる投球
         をしてくれた。よく頑張った」

 矢地の初先発をたたえた。

   矢地   「5回を投げきれなかったのは悔しいですけど、今、調子は
         いいので、これからは先発でも、中継ぎでも与えられた場
         所でしっかり仕事ができるようにしていきたい」

 矢地がそう言って目を輝かせた。

◆ベ杯2連覇

   川相監督 「選手がプロとしての意地とプライドを持って戦ってくれた。
         よく頑張ったと思う。スキを見せない野球をやってくれた。
         これを公式戦でも出せるようにしてほしい」

◆首位打者賞(打率4割7分4厘)

   岩崎恭  「自分の形で打席に立つことができた。楽に行けたのが結果
         につながったと思う。公式戦でも続けていきたいですね」

◆最優秀選手賞

   堂上剛  「4番を初めて打たせてもらった。チャンスをいただいて、
         結果を出すことができたので素直にうれしいです」

                 【5月5日付け中日スポーツより引用】