10/04/11 蒲郡  阪神4回戦(対阪神2勝2敗0分)

◎山内8回6安打1失点◎

 
阪  神
中  日

[勝 投]山 内  (4試合3勝1敗)
[セーブ]久 本  (7試合0勝0敗1セ)
[敗 投]杉 山  (1試合0勝1敗)

 
阪  神 12
中  日 12 13

 打率長打率出塁率
遊    谷  .300 .400 .333
二   岩崎恭 .319 .426 .407
右   藤 井 .238 .333 .238
一   福 田 .364 .500 .364
左   堂上剛 .310 .571 .383
中   中 村 .324 .378 .375
  中   英 智 .250 .250 .250
三   柳 田 .242 .545 .419
  三   西 川 .300 .400 .300
捕   前 田 .235 .294 .364
投   山 内 .200 .200 .200
  打   中 川 .150 .250 .150
  投   久 本 .000 .000 .000
36 12 .266 .377 .340
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山 内 114 34 2.25 5.85
久 本 20 1.23 7.36

【失策】谷、藤井、福田、西川

《相手投手》杉山(5回)−秋山(1回)−横山(1回)−石川(1回)

阪  神
中  柴 田(山内)
中飛
  三ゴ  左安  左飛    
 打  高橋光                左2
 走  西 谷                  
右  田 上二ゴ  遊直  左飛  二ゴ    
 投  横 山                  
 捕  清 水                三振
二   坂 [一ゴ]  二ゴ    一ゴ  二ゴ四球
左一左一林威助左安    一ゴ  [遊ゴ]  左飛遊飛
捕右 狩 野四球    遊飛  左2  [右飛]  
一三一森 田一ゴ    遊ゴ  敬遠  右2  
 走左 大 城                  
三  野原将  遊ゴ    三振        
 打左右庄 田          遊併  一ゴ  
 投  石 川                  
遊三 高 浜  一ゴ    左安  二ゴ    
 打  水 田                (久本)
一邪
投  杉 山  三振    三振        
 投  秋 山                  
 打遊 藤 井            右安  [三ゴ]
中  日
遊   谷 (杉山)
三ゴ
  四球投ゴ    (横山)
中飛
捕邪  
二  岩崎恭遊飛  右安  一ゴ  三振左安  
右  藤 井三ゴ  一直  三振  右2三振  
一  福 田  左安右安  三振  [三ゴ]    
左  堂上剛  右安左飛    (秋山)
二直
中安    
中  中 村  一ゴ  中安          
 中  英 智          三振左安    
三  柳 田  三振  投ゴ          
 三  西 川          左2三振    
捕  前 田  敬遠  左安  敬遠  (石川)
三振
  
投  山 内  二ゴ  投ゴ  三振      
 打  中 川              右安  
 投  久 本                  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D先発・山内

  山内が先発、8イニングを1点に抑えて3勝目を挙げた。福田は先制打に
 好守の活躍で、チームは4連勝となった。

  度重なるピンチにも山内は粘った。立ち上がりの初回2死満塁で森田を一
 ゴロに仕留めて、ペースをつかむ。6回には1死満塁で代打・庄田にうまく
 スライダーを打たせて遊ゴロ併殺に。8回2死から狩野の何でもない右飛を
 藤井が落球して、森田の右中間二塁打で1点を失ったものの、庄田を落ち着
 いて一ゴロに打ち取った。

   山内   「いつも6回にピンチをつくっちゃうので、気合が入りまし
         た。8回は何としても抑えたかった。 抑えていれば100点
         満点だったのに…。90点かな」

 山内は満足そうにピッチングを振り返りながら笑顔をのぞかせた。

  左打者に限らず、右打者に対しても内角をいかに多くつけるかをこの日の
 テーマとしてきた。8回まで24アウトのうち14個をゴロのアウト。

   山内   「内野ゴロが多かったということは結果的に良かったと思い
         ます。次につなげて1軍に呼んでもらえるように頑張りた
         い」

  2軍の開幕投手として敗戦投手となった後は、白星を重ねて3連勝。

   川相監督 「ピンチでも代えなかったのは責任感を強く持ってほしいた
         め。持ち味を出してくれたし、楽しみだね」

 小林投手コーチも「力強さが出てきた」と絶賛。ピンチにも耐える精神力も
 連勝することで身についた。新しい壮馬が誕生する予感がする。

D4番一塁・福田

  4番・福田が攻守に活躍を見せた。3回には2死三塁で右前に先制適時打。
 7回は2死二塁から三塁手前で打球がイレギュラー(記録は三塁手のエラー)
 する“タイムリー”を放ち、チームの得点に絡む働き。守備でも8回、1点
 差に迫られた2死二塁のピンチで一ゴロを飛びついてとって、一塁でアウト
 にした。試合後、ナインから「2打点か?」と冷やかされて照れ笑い。打撃
 には

   福田   「だいぶタイミングが取れるようになってきました」

 幻の“猛打賞”に手応えを感じていた。

                 【4月12日付け中日スポーツより引用】