10/03/19 神戸サブ  オリックス1回戦(対オリックス0勝1敗)

◎岩崎恭3打数2安打2四球◎

 
中   日
オリックス

[勝 投]近 藤  (1試合1勝0敗)
[セーブ]大久保  (1試合0勝0敗1セ)
[敗 投]山 内  (1試合0勝1敗)

 
中   日 10 10
オリックス 12

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .000 .000 .400
遊   岩崎恭 .667 .667 .800
一   中田亮 .333 .333 .333
中   平 田 .250 .250 .250
三   柳 田 .500 1.500 .750
右   堂上剛 .000 .000 .000
左   中 川 .000 .000 .000
  左   中 村 1.00 1.000 1.00
捕   田 中 .000 .000 .333
  打   堂上直 .000 .000 .000
  捕   吉 田 - - -
指   井 藤 .000 .000 .000
  打捕  西 川 .000 .000 .000
30 10 .200 .267 .351
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山 内 41/3 68 21 8.31 2.08
斉 藤 12/3 24 0.00 5.40
高 島 12 0.00 9.00
矢 地 21 0.00 9.00

《相手投手》近藤(7回)−梶本(2/3回)−延江(1/3回)−大久保(1回)

中  日
二  沢 井(近藤)
中飛
死球  三振    四球  中飛
遊  岩崎恭中安四球    中安  四球  二ゴ
一  中田亮左安遊飛    投犠  右飛    
中  平 田中安  遊ゴ  三振  三振    
三  柳 田死球  左3  三振    (梶本)
四球
  
右  堂上剛二併  三邪    三振  一併  
左  中 川  右飛一飛    右飛      
 左  中 村              (延江)
左安
  
捕  田 中  死球  二飛  三振      
 打  堂上直              三振  
 捕  吉 田                  
指  井 藤  三ゴ  三振    三振    
 打捕 西 川                (大久保)
三振
オリックス
指  バイナム(山内)
三直
  右安  右3        
 打指 高 島          中飛      
中  森 山三振  左安  左安  (高島)
左安
    
三  一 輝四球  遊ゴ  四球  左飛    
左  浜 中三邪    右安(斉藤)
右飛
  三直    
 左  丹 羽                  
一  相 川  右安  投ゴ左安  三振    
右   迎   三ゴ  遊ゴ三振    (矢地)
二ゴ
  
二  長 田  四球  一直  中飛  左安  
捕   辻   二併    一ゴ中安  三振  
遊  柴 田    右安  左3中飛  一ゴ  
    (  )内は対戦投手

D2番遊撃・岩崎恭

  2年目・岩崎恭が2安打、2四球とアピールした。

  見せ場は4度あった。相手の近藤は、オリックス1軍の先発ローテーショ
 ン投手。そんな難敵に対し、岩崎恭は1回の第1打席、いきなり中前打。第
 2打席は最後4球をファウルで粘り、11球目で四球を選んだ。続く2打席も
 中前打、四球。近藤と対戦した4打席すべてで出塁し、きっちりと結果を残
 した。

   岩崎恭  「いい結果が出て良かったです。練習のときに逆方向を意識
         したりしてやっていることが、今うまくいっています」

  好調を持続している。教育リーグでは全6試合に「2番・遊撃」で先発出
 場し、22打数8安打、打率3割6分4厘の好成績を残してきた。

   川相監督 「教育リーグから状態はいい。開幕でもいいものを出してく
         れた」
   上田コーチ「ゆっくりボールを見ることができている。無理をせず反対
         方向に打てているのもいい。最後の四球も空振りしそうな
         インコースのスライダーをよく見極めた」

  打撃好調の岩崎恭だが、沖縄春季キャンプから「まずは守備」と明確にテ
 ーマを掲げている。この日は4回1死から、最終的にはアウトにこそしたが、
 迎の打った遊撃へのゴロを1度はじいてしまった。

   岩崎恭  「今日は一つはじいてしまったので。見ていて安心してもら
         えるようにならないと。エラーをしない守備をしていきた
         い」

 守りに定評がある岩崎恭が自らに言い聞かせ、さらなるレベルアップを誓っ
 た。

D9番DH・井藤

  ホロ苦い“デビュー戦”となった。2年目・井藤が「9番・指名打者」で
 先発初出場。プロ初の打席にも立ったが、3打数無安打に。プロ初安打はお
 預けとなった。

  それでも

   井藤   「緊張したけど1年がたって、ようやく打席に立てたのでう
         れしかった」

 プロ1年目の昨季は辛抱の年だった。愛知・中京大中京高時代の3年生のオ
 フ、右肩を痛めた。ウエスタン・リーグ公式戦には代走で5試合に出場した
 が、故障の影響もあって打席には立っていなかった。

  ある意味、この日が本当のデビュー。

   井藤   「3打席立たせてもらって課題が見つかりました。次につな
         がると思います」
   川相監督 「プロの厳しさを知ってこれからどう努力するか。でも、し
         っかり振っていたね」

D先発・山内

  開幕投手に指名された先発・山内は4イニング1/3を投げ8安打4失点。

   山内   「球自体は良かっただけに、結果がこうなって悔しいです」

 肩を落とした。それでも前回登板した10日の教育リーグ・オリックス戦より
 も球速は3キロアップの142キロ。

   小林コーチ「4失点だけど球は良かった。本人は手応えを感じているは
         ず。次はキレと精度を上げてほしい」

D川相監督

   川相監督 「負けたのは悔しいけど、選手は積極的にやった結果がうま
         くいかなかっただけ。まだ始まったばかり。これからです」

                 【3月20日付け中日スポーツより引用】