07/04/14 由宇  広島5回戦(対広島2勝2敗1分)

◎堂上直初本塁打が3ラン◎

  10
中  日
広  島

[本塁打]堂上直1号(4回3点今井)

 
中  日 10
広  島 10

 打率
中   藤 井 .250
遊   森 岡 .269
左   中村公 .294
三   堂上直 .250
右   上 田 .313
  打右  中村一 .000
二一  柳 田 .292
一   新 井 .186
  打   井 上 .077
  投   清水昭 -
  投   バレン -
  投   中 里 -
  投   金 剛 -
捕   田 中 .188
投   佐藤亮 .000
  打   小 山 .000
  投   鈴 木 -
  打二  西 川 .103
32 .211
 打率

  防御率
佐藤亮 23 4.09
鈴 木 9.00
清水昭 3.38
バレン 2/3 4.76
中 里 1/3 6.75
金 剛 0.00

《相手投手》高橋(3回)−今井(1回2/3)−森(1/3回)
      −青木勇(1回)−佐竹(1回)−仁部(1/3回)
      −小山田(2/3回)−カリダ(1回)−マルテ(1回)

D4番三塁・堂上直

  堂上直が2軍戦42打席目の初本塁打をマークした。3点を追う4回無死一、
 二塁、2年目の右腕・今井から左翼席に同点3ランを放った。

  両手のひらに心地よい衝撃を感じた。4回無死一、二塁。堂上直のプロ11
 試合目、42打席目。この試合の第2打席だった。今井の4球目の速球を強振。
 打球は瞬間にそれと分かる放物線を描き、左翼芝生席ではねた。

   堂上直  「ホームランが出たのは本当にうれしいです。3点リードさ
         れていて同点にできた。そういう場面で打てたので良かっ
         たと思います」

  ウ・リーグ開幕を間近に控えた3月下旬。「きっちり(球を)とらえても大
 きいのが打てないというのがあるので」と、プロとの力の差を肌で感じ、若
 干ナーバスになっていた時期もあった。高校通算55本塁打のスラッガーが、
 最初に直面した壁だ。のどから手が出るほど欲しがった本塁打のはずなのに
 「本塁打は狙って打てないから、シャープに振ることを心掛けて打席に立っ
 ています」と、はぐらかしていた。

  4番に座り続け、期待に応え続けていた堂上直が、唯一不足していた結果
 をついに手に入れた。中日の近未来のスター候補生が、さらなる進化への扉
 を開けた。

D先発・佐藤亮

  1軍最昇格をアピールしたい佐藤亮が先発したが、2回に4安打を集めら
 れ3失点。6イニングを投げて失点はこの回だけで

   佐藤亮  「自分のリズムで投げられたときと、そうでないときの両方
         が出てしまいました。いつも自分の持ち味である打たせて
         取る投球をしていかないと…」

                 【4月15日付け中日スポーツより引用】