06/06/04 ナゴヤ  阪神12回戦(対阪神4勝5敗3分)

◎藤井、初の3安打◎

 
阪  神
中  日

[本塁打]喜 田6号(3回2点長峰)

 
阪  神 11 10
中  日 10

 打率
中   藤 井 .167
二   中 川 .152
遊   柳 田 .204
三   新 井 .211
捕   小 山 .268
左   中村一 .163
右   普久原 .145
一   堂 上 .275
投   長 峰 -
  打   小 川 .200
  投   斉 藤 .000
  打   清 水 .067
  投   石 川 -
  投   小 林 -
  投   金 剛 .000
  投   遠 藤 -
  打   春 田 .221
30 .198
 打率

  防御率
長 峰 15 1.74
斉 藤 12 1.69
石 川 1.98
小 林 2/3 2.53
金 剛 1/3 11.57
遠 藤 1.65

《相手投手》中林(2回1/3)−伊代野(2回2/3)−中村泰(2/3回)
      −吉野(1回1/3)−桟原(1回)−牧野(1回)

D1番中堅・藤井

  藤井がプロ初の3安打を放った。1回の第1打席は左前打。3回は右前打、
 9回は左前打を放ち、3安打の固め打ちだ。特に自ら意味のある打席だった
 と振り返るのは3回の第2打席。無死走者二塁、最低でも走者を進める打撃
 が求められる場面で、右打席でうまく追っつけて右前に運び走者を三塁に進
 めた。この時、右翼手・赤松が本塁へ送球するのを瞬時に判断し、二塁を陥
 れる好走塁もみせた。

   藤井   「徹底的に右方向を狙っていました。凡打だったとしても内
         容のある打席だったと思います」

 それでも、悪い面があったと反省。6回、2死満塁でカウント0−2から三
 ゴロに終わったことを悔やんだ。

   藤井   「凡打にしろ、あのカウントで何となくバットを出してしま
         って、自分自身後悔してます。
         こうやって試合に使ってもらっているので、漠然とやらず
         に目的意識を持って取り組んでいきたい」

 課題の打撃でいい面と悪い面の両方が出たこの試合だったが、貴重な出場機
 会を決して無駄にするつもりはない。

※中田、捕手座らせ30球

  右足内転筋痛で2軍で調整を行っている中田が4日、ナゴヤ球場のブルペ
 ンで捕手を座らせて投球練習を行った。これまで立ち投げだったが、この日
 は、30球の立ち投げの後、古久保コーチを座らせて直球30球を投げ込んだ。

   中田   「調子はいいですよ。きょうもいい球がいったと思います。
         次は打者に投げられればいいと思います」

 落ち着いた表情で話した。

  中田は、5月3日に出場選手登録を抹消され、同18日にウエスタン阪神戦
 (ナゴヤドーム)で実戦復帰したが、その後は調子が上がらず別メニュー調整
 を続けていた。

  今週中にも打撃投手を務める予定で、中田は実戦復帰に向けてペースを上
 げていく。

                 【6月5日付け中日スポーツより引用】