06/06/02 ナゴヤ  阪神10回戦(対阪神3勝5敗2分)

◎新井2試合連続2安打◎

 
阪  神
中  日

[勝 投]筒井和  (8試合5勝1敗)
[敗 投]鳥谷部  (5試合1勝2敗)

 
阪  神 10
中  日

 打率
右   藤 井 .050
一   中 川 .127
左   春 田 .219
三   新 井 .218
遊   柳 田 .200
中   中村一 .170
  投   ガルバ .000
  打   小 山 .257
捕   清 水 .067
  捕   小 川 .200
二   竹 下 .071
  打   前 田 .237
投   鳥谷部 .000
  投   チェン .000
  打   柳 沢 .250
  投   斉 藤 -
  打   沢 井 .194
  投   石 川 -
  中   普久原 .157
32 .195
 打率

  防御率
鳥谷部 20/3 11 4.85
チェン 8.68
斉 藤 2.35
石 川 10 2.31
ガルバ 2.70

【失策】新井、柳田

《相手投手》筒井和(6回)−金沢(2回)−伊代野(1回)

D4番三塁・新井

  新井が2安打を放った。プロ初の2試合連続マルチをマークし、低調だっ
 た打撃が上昇気配だ。

  セールスポイントを自ら封印した。新井が見せたのは、看板のパワーでは
 なかった。

   新井   「大きいのを欲しがっていたら、またどツボにはまるので」

 左前安打と、エンドランでの右前安打。どちらもカウント2−2と追い込ま
 れながら、器用に対応した。

  売りの長打力は、この日は影を潜めた。地味な短打2本でも、本人は満足
 そうだ。

   新井   「今日は(第3打席の)ショートゴロもいい感じで打てたんで
         す。一歩一歩上がっていくしかないっす」

 5月31日のサーパス戦から2戦連続2安打。手応えを感じたようだ。

  5月は「どツボ」にはまった。30日のサーパス戦までの10試合、30打数で
 わずか4安打。打率にして1割3分3厘と不調だった。1割台だった通算打
 率は、2割1分8厘まで戻した。

  長打への欲求を抑えて、復調気配。

   新井   「感じは悪くない。あとは角度だけです」

 待望のプロ初アーチは、忘れたころにやって来そうだ。

D3番手・斉藤

  投球フォーム改造に取り組んでいる新人の斉藤が、4回から3番手で登板。
 2イニングを投げ味方の失策が絡んで2失点(自責0)したが、左足を上げず
 に、すり足でクイック気味の投球フォームに変更し手応えを得た。

   斉藤   「コントロールがよくなりました。思った所に投げられまし
         た。カット(ボール)でゴロを打たせることができたことも
         良かったと思います」

                 【6月3日付け中日スポーツより引用】