06/05/18 ナゴヤD  阪神9回戦(対阪神3勝4敗2分)

◎中村公2試合連続2安打◎

 
阪  神
中  日

[勝 投]鳥谷部  (3試合1勝0敗)
[敗 投]金 村  (8試合2勝1敗)

 
阪  神
中  日 11

 打率
二   森 野 .091
右   上 田 1.00
  右   普久原 .172
中左  中村公 .236
三   新 井 .180
左   春 田 .255
  中   平 田 .250
遊   柳 田 .183
一   堂 上 .300
捕   清 水 .074
  捕   小 山 .227
投   鳥谷部 .000
  投   中 田 .000
  投   高橋聡 -
  打   沢 井 .250
  投   遠 藤 -
30 .200
 打率

  防御率
鳥谷部 20 1.13
中 田 0.00
高橋聡 1.80
遠 藤 0.00

《相手投手》金村(3回)−吉野(2回)−ウィリアムス(1回)
      −伊代野(1回)−中村泰(1回)

D2番手・中田

  右手中指のつめ割れと右足内転筋痛で、2軍調整をしている中田が6回か
 ら中継ぎで登板。2イニングを3安打無失点と、まずまずの投球内容で1軍
 復帰間近をアピールした。

  若き右腕の早期1軍復帰を、チームが、そしてファンが待ち望んでいる。
 5回裏終了直後に、中田の登板を告げる場内アナウンスが流れると、この日
 一番の歓声と拍手がナゴヤドームを包み込んだ。

  右手中指のつめ割れの影響で、5月3日に出場選手登録を抹消。右足内転
 筋痛もあったため、調整が大幅に遅れていた。そのため慣れたナゴヤドーム
 のマウンドでも、心持ち緊張気味だ。2イニングで34球。制球にばらつきも
 みられたが、3安打3奪三振で無失点に。速球のMAXは144キロを計測。まず
 まずの復帰初登板だろう。

   中田   「まだまだですけど、スピード自体、落ちてなかった。腕が
         振れたのがよかった」

 久々の実戦投球で、痛めた右足も、つめ割れの影響も出なかったことに安堵
 の色を浮かべた。

  もっとも、投げられただけで納得できる状況にないことは、中田自身が一
 番分かっている。チームは交流戦に入り6連戦が続く。ドミンゴが右ひじ痛
 で戦列を離脱。先発ローテの台所事情は苦しい。

   中田   「コントロールがまだまだ。バッターが立つとおかしくなる。
         その辺を意識して投げないといけない。体の面は何の問題
         もなくなった。実戦を大切にやっていきたいです」

 中田が1軍復帰へ、最終調整に入る。

D3番中堅→左翼・中村公

  中村公が3回に同点適時二塁打を左中間に放つなど、3打数2安打の活躍。
 17日に続いて2試合連続のマルチ安打だ。

   堂上   「間を取るようにしたら良くなりました」

 ここまで不調だった打撃がここにきて上り調子だ。

D7番一塁・堂上

  堂上が6回に左腕ウィリアムスからライナーで左前安打。昨日も左腕・桟
 原から左中間三塁打しており、球に逆らわない基本の打撃を披露した。

   堂上   「当然相手のほうが上なんで思い切って振っていこうと思い
         ました。打ててうれしいです」

 この試合では2安打を放ち、今季ウエスタン通算50打数15安打。打率を3割
 に乗せた。

                 【5月19日付け中日スポーツより引用】