06/04/15 ナゴヤ
巨人1回戦(対巨人1勝0敗)
◎佐藤充7安打1四球7三振で完封勝利◎
| |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
| 巨 人 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 中 日 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
X |
2 |
[勝 投]佐藤充 (3試合2勝0敗)
[敗 投]西 村 (3試合1勝1敗)
| |
安 |
二 |
三 |
本 |
振 |
球 |
犠 |
盗 |
併 |
残 |
失 |
暴 |
捕 |
ボ |
| 巨 人 |
7 |
2 |
0 |
0 |
7 |
1 |
0 |
0 |
2 |
6 |
0 |
1 |
0 |
0 |
| 中 日 |
6 |
1 |
1 |
0 |
2 |
6 |
0 |
0 |
1 |
7 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 盗 | 打率 |
| 1 |
左 |
沢 井 |
4 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.400 |
| |
左 |
中村公 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.118 |
| 2 |
遊 |
鎌 田 |
2 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.231 |
| 3 |
二 |
森 岡 |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.333 |
| 4 |
三 |
新 井 |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.364 |
| 5 |
一 |
堂 上 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.167 |
| |
打一 |
中 川 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.182 |
| 6 |
中 |
普久原 |
4 |
1 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
.217 |
| 7 |
右 |
中村一 |
2 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.250 |
| 8 |
捕 |
清 水 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.071 |
| 9 |
投 |
佐藤充 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| 計 |
27 |
6 |
1 |
1 |
0 |
1 |
0 |
.239 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 盗 | 打率 |
| |
回 |
打 |
安 |
責 |
暴 |
ボ |
防御率 |
| 佐藤充 |
9 |
33 |
7 |
0 |
0 |
0 |
1.35 |
《相手投手》西村(5回)−会田(2回)−南(1回)
D先発・佐藤充
3年目・佐藤充が先発し、プロ初の完封勝利を飾った。
190センチの長身右腕が雨中の快投だ。 最終回、佐藤充は2死一、三塁の
ピンチを招き、 6番・吉川に142キロの速球を打ち返されたが、三塁手・新
井が頭上の鋭いライナーをドンピシャのタイミングでジャンプしてナイスキ
ャッチ。味方のファインプレーにも助けられプロ入り後、初めての完投を完
封勝利で飾った。
佐藤充 「(完封は)特に意識はしていなかったけど、バックのみなさ
んに助けてもらったおかげです」
試合序盤は、速球を主体に力勝負していたが、中盤からは変化球を有効的
に使い、緩急を織り交ぜて早いカウントで勝負にいったことが好結果につな
がった。
これまでの最長投球回は、 昨年8月18日のウエスタン・サーパス戦(神戸
サブ)の7イニング。 初めて9回を投げきった右腕の顔からは、自然と笑み
がこぼれた。
佐藤充 「しっかり腕を振ることができたことが一番です。課題は多
いけど、何とか結果を出すことができた。完封は自信にな
ります」
打者33人に対して計119球。散発の7安打、7三振、1四球に抑えた。
佐藤監督 「スライダーが良かった。球数も少なかったしね。完封でき
たことが彼には財産になる」
佐藤充 「最後のほうは先頭に安打を許してしまったことが課題です
ね。(今後は)入り方を意識して投げたい。この結果に満足
せず、この調子を継続して、結果を出していきたい」
1軍の先発ローテ入りを目指す佐藤充にとって、この日の好投は絶好のアピ
ールになったはずだ。
D2番遊撃・鎌田
攻守両面できっちりと仕事をこなしたのが鎌田だ。2番・遊撃でスタメン
出場すると、5度の守備機会(すべてゴロ)を無難にさばき、打っては2打数
2安打2四球。4打席すべてに出塁し、チャンスメークに徹した。
鎌田 「これからもやることをやって、しっかりとゲームに集中し
ていきたい。その上で結果がついてくればいいですね」
好調さを継続し、1軍再昇格を狙い続けていく。
D6番中堅・普久原
貴重な2点目をたたき出したのが、普久原だ。4回2死二、三塁。3球目
に巨人先発・西村の暴投で、労せずして1点を先制すると、その直後のスラ
イダーを中堅越え適時三塁打。
普久原 「右方向を意識してうまくためて打つことができました。
試合前のティー打撃で仁村コーチとバットのヘッドが下が
らないことや、ポイントを前に意識する練習をしたんです
けど、すぐに結果を出せてよかったです」
G1番中堅・大西
昨年オフ中日から移籍した大西が「1番・中堅手」でスタメン出場。古巣
相手に結果は3打数無安打、1四球だったが、打席に入るたび中日を含めど
の選手よりも大きな声援が飛んだ。
大西 「敵のチームなのにあれだけ声援をもらって、これまで一生
懸命やってきたかいがあったね。応援してくれる人たちの
ためにも、1軍に上がれるように頑張ります」
【4月16日付け中日スポーツより引用】