06/04/07 北神戸  サーパス1回戦(対サーパス0勝0敗1分)

◎森岡3安打、佐藤充初回3失点◎

  10
中  日
サーパス

[本塁打]グラボースキー1号(1回2点佐藤充)

 
中  日 10
サーパス 11 10

 打率
遊三  鎌 田 .000
指   沢 井 .500
二   森 岡 .357
左   中村公 .077
三遊  柳 田 .133
中   中村一 .222
右   普久原 .154
捕   清 水 .143
  捕   前 田 .000
一   中 川 .500
37 10 .238
 打率

  防御率
佐藤充 25 2.45
ガルバ 9.00
石 川 2/3 3.38
小 林 1/3 0.00
遠 藤 0.00

《相手投手》近藤(4回)−山本(1回)−吉川(1回)−香月(4回)

D3番二塁・森岡

  7回に沢井の中前適時打で4−3と勝ち越し。だが、その裏に2番手・ガ
 ルバが打たれ同点。延長10回、4−4で引き分けた。この試合で4年目の森
 岡が3安打と大当たり。

  さすが巧打者だ。第1打席。先発・近藤のスライダーを巧みなバットコン
 トロールで左翼線へ流し打って二塁打。先頭打者で迎えた4回表には、内角
 速球を逆らわず中前に運んだ。左腕だって苦にしない。3打席目。山本のス
 ライダーを左前打。計ったようにヒットゾーンにボールを運ぶ技術は一流だ。

   森岡   「暖かくなって調子が上ってきました。これを続けることで
         すね」

 森岡の表情も明るい。ただ、反省点はある。

  打撃ではなく、守備だ。同点で迎えた9回表、先頭打者の早川の二ゴロを
 慎重になり過ぎ、ワンステップして送球。これが内野安打となって、サヨナ
 ラの走者を出し、ピンチを招いたことだ。

   森岡   「足の速いのは分っていましたが、丁寧に行き過ぎました」
   佐藤監督 「打つ技術はある。守りでの瞬間的判断がほしい」

D先発・佐藤充

  先発した佐藤充は初回にいきなり3失点。慎重になり過ぎ、思い切りの悪
 い投球でグラボースキーに2ランなどを浴びた。しかし、その後は6回まで
 ゼロ行進。無難な投球を見せた。

  もっとも、6イニング中、先頭打者を3回出塁させた。特に初回、先頭打
 者の牧田を追い込んでからの四球。これが失点につながった。

   佐藤充  「次の登板では、初回から思い切って投げます」

 190センチの長身から投げ降ろす投球は威圧感十分なだけに、 もっと自信を
 持って投げたいところだ。

                 【4月8日付け中日スポーツより引用】