24/10/15 サンマリン  フェニックスリーグ

◎根尾6回6安打3失点◎

 
ロ ッ テ
中  日

[本塁打]山 本(6回1点根尾)

 
ロ ッ テ
中  日

 打率長打率出塁率
右   尾 田 .368 .368 .350
  打左  樋 口 .250 .417 .308
遊   辻 本 .250 .333 .280
三   津 田 .357 .393 .419
  打三  川 上 .313 .563 .520
左右  鵜 飼 .160 .200 .192
指捕  味 谷 .214 .357 .214
中    浜  .227 .364 .308
一   石 垣 .294 .353 .429
捕指  日 渡 .286 .286 .286
二   星 野 .250 .333 .308
34 .277 .374 .353
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
根 尾 25 6.00 6.75
石 森 4.50 6.75
福 田 0.00 6.75
梅 野 0.00 6.00

《相手投手》木村(3回)−吉川(3回)−永島田(1回1/3)−大谷(2/3回)−広畑(1回)

ロ ッ テ
指  寺 地(根尾)
二ゴ
  二併  左安  中安    
遊  松 石右飛    四球三犠  投ゴ    
三一 上 田中飛    中安右飛    (福田)
中安
  
一  山 口  三振  三振  中飛      
 三  勝 又              三振  
右  山 本  一邪  右2  左本  遊直  
二  池 田  左飛  一邪  左飛  二直  
左  藤 田    三振二直  三振    (梅野)
中飛
捕  富 山    左安  中安  (石森)
左安
  一邪
中  マーティン    四球  投ゴ  三振  中飛
中  日
右  尾 田(木村)
一安
二ゴ    二安        
 打左 樋 口              右2  
遊  辻 本中飛  三振  中飛    三ゴ  
三  津 田三振  中飛  三振        
 打三 川 上              敬遠  
左右 鵜 飼遊安  右飛    一飛  (大谷)
一飛
  
指捕 味 谷二ゴ    (吉川)
右飛
  遊直  右2  
中   浜   右飛  二ゴ  三振  三振  
一  石 垣  三振  三振    (永島田)
中安
  (広畑)
四球
捕指 日 渡  [一ゴ]    二ゴ  二併  三邪
二  星 野  中安    右安  右飛  遊併
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
8回 先頭代打樋口、右翼右へ二塁打
1死後代打川上敬遠で一、二塁
鵜飼の飛球を一塁手落球もインフィールド判定
鵜飼はアウトも二走樋口は三塁に進み
味谷が右翼右へ適時二塁打
[失点経過]
4回 先頭から四球、安打で一、二塁とされ
1死後、適時二塁打を打たれ先制される
5回 先頭安打、1死後二盗され、適時二塁打を打たれる
6回 1死後、ソロ本塁打被弾

D先発・根尾

   根尾   「球数が多かったです」

 6イニングを112球。投手陣全体として「3球で追い込む」ことをテーマに
 掲げているが、

   根尾   「カウント有利にしてから、(打者に)整えられることが多か
         った」

  4回1死一、二塁から山本に右越えの適時二塁打で先制を許すと、5回に
 も適時打を浴びて失点。6回には再び山本にソロ本塁打を許した。

  直球は148キロを計測。力強さがあった一方で

   根尾   「空振りが取れていなかった」

   根尾   「きょうは(4回の)ライトオーバーがもったいない。あそこ
         も真っすぐでした。ピンチで狙って三振を取りたいし、も
         う少し崩していけるように。あと数試合しか投げられない
         ので、しっかり取り組んでいきます」

  来季プロ7年目を迎える根尾の起用法について、ベンチの井上新監督は迷
 わずに言い切った。

   井上監督 「いまさら『あきら、もう一回野手するか』ということでこ
         ちらからアクションを起こし、『はい、野手で』と根尾が
         いままで一生懸命やってきたことをゼロに戻すことは全然
         考えてない」

   井上監督 「根尾に関して言えば黙っていても練習はする男」

   井上監督 「自分の今の実力を分かりつつある。自分と面と向かって向
         き合えたら、ひょっとしたらもう一皮むけるのかな」

  この日のロッテ戦では6イニングを6安打3失点。一度上げた左足を後方
 に振ってから投げ込む振り子のような二段モーションで、直球は常時140キ
 ロ台後半、最速148キロを計測した。

   井上監督 「シーズン終盤になって球が遅くなったなって思ってたけど、
         気持ちボールが速くなったとは感じたね」

   井上監督 「オレは見ていて使えるか、使えないかは判断させてもらい
         ます」

   井上監督 「来年1軍で先発ローテーションを投げるのか、はたまた中
         継ぎの方がいいんじゃないのって思うのかというところだ
         と思う」

D3番手・福田

  8回の1イニングを無失点に抑えた

   福田   「あそこは一発で決めなければいけないところというのは自
         分でも分かっているし、もっと精度を高めていかないとい
         けません」

  先頭のロッテ・上田に中前打とされ、続く勝又の打席。スライダーを有効
 に使い、1ボール2ストライクと追い込んだ後の5球目だ。決め球のチェン
 ジアップがベースのはるか手前でワンバウンドする暴投に。ただ、続く6球
 目で修正した。今度は外角低めにチェンジアップを沈めて空振り三振。完璧
 な一球に、雄たけびをあげた。

   福田   「右打者の手元で逃げていく感じでうまく空振りを取れた。
         よかったと思います」

 理想とするのはアストロズ・菊池のチェンジアップ。それに近い軌道を描い
 た必殺の一球に、手応えを感じた。直前の制球ミスは反省材料とし、

   福田   「前のボールで決められたら100点なんですけどね」

  フェニックスでは8イニング連続無失点を継続中。

   福田   「ゼロにこだわるというのはシーズン中から言っていること
         ですが、今は自分の課題に取り組む中で、結果的にゼロで
         抑えられたらと思っています」

D1番右翼・尾田

  初回は一塁へのゴロで、ベースカバーに入った投手との競走を制して出塁。
 5回1死一塁でも二塁への詰まった当たりを内野安打にした。

   尾田   「良い当たりではなかったので満足はしていません。スタメ
         ン出場はシーズン中ではあまりなかった。チャンスをいた
         だいているので頑張ります」

D5番DH→捕手・味谷

  3点ビハインドで迎えた8回。2死一、三塁のチャンスで打席に立つと、
 ロッテ・大谷が投じた初球の149キロ直球を捉えた。打球は右越えの適時二
 塁打となり、チームの零封負けを阻止。

   味谷   「しっかりと投手に合わせて打つ練習をしてきました」

                 【10月16日付け中日スポーツより引用】