20/11/29 ひむか  フェニックスリーグ

◎山本6回4安打2失点◎

 
ヤクルト
中  日

[本塁打]宮 本(1回1点山本)
     中 山(5回1点山本)

 
ヤクルト
中  日

 打率長打率出塁率
左右  伊藤康 .159 .250 .229
三   溝 脇 .244 .293 .295
  三   三ツ俣 .179 .179 .343
遊   根 尾 .191 .277 .255
指   郡 司 .295 .341 .396
右   武 田 .189 .216 .250
  左   滝 野 .185 .222 .303
一二  石 垣 .224 .286 .235
中   岡 林 .291 .400 .317
捕   加 藤 .258 .290 .303
二   高 松 .250 .250 .250
  一   石 岡 .289 .378 .319
32 .224 .280 .280
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山 本 23 4.50 6.00
丸 山 1.50 6.00
石川翔 5.00 7.00
藤 嶋 9.00 9.00

【失策】根尾、岡林

《相手投手》高橋(5回)−金久保(3回)

ヤクルト
遊  武 岡(山本)
三ゴ
  四球    三振投ゴ    
中  山 崎左飛  三振    中安  (石川翔)
四球
  
右二 宮 本左本    遊ゴ  遊飛  四球  
三  松本友一ゴ    一ゴ  一安  一併  
一  太 田  四球  中飛  二ゴ    (藤嶋)
三振
左  中 山  三振    左本  (丸山)
右安
  [中飛]
指  大 村  三振    左飛  一ゴ  中飛
捕  古 賀  遊ゴ    [遊ゴ]  左安  右安
二  長 岡    投ゴ  遊併        
 右  渡 辺            中飛  三振
中  日
左右 伊藤康(高橋)
中飛
  三邪  三振    中安  
三  溝 脇中安    遊ゴ  (金久保)
投ゴ
      
 三  三ツ俣              右安  
遊  根 尾一ゴ    右安  三邪  二安  
指  郡 司三振    右飛  遊ゴ  中安  
右  武 田  二直  三振    三ゴ    
 左  滝 野              中飛  
一二 石 垣  三ゴ    三振  中飛    
中  岡 林  中飛    右2  二ゴ    
捕  加 藤    三振  三振    右飛  
二  高 松    三振  [一ゴ]    [遊ゴ]  
 一  石 岡                  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
5回 1死岡林が一塁線を破る二塁打
2死後、高松の一ゴロが送球エラーとなり1点
8回 2死、伊藤康が中前、三ツ俣が右前に連打
一、三塁となって根尾の二塁内野安打で同点に
なおも一、二塁で郡司の中前適時打で勝ち越し


D3番遊撃・根尾

  4回1死では、3ボール1ストライクから左腕・高橋の速球を引っ張った。
 本人は「打ち損じだった」と言うが、打球は一、二塁間を破った。1点を追
 いかけた8回2死一、三塁では高卒3年目右腕の金久保と対戦し、カウント
 2−2から二塁への内野安打。いい当たりではなくても、これが同点適時打
 となり、白星締めへとつないだ。

  12試合に遊撃手として先発出場した。

   根尾   「守備では打球方向を意識してポジショニングしていた」

  打撃成績は47打数9安打、打率は1割9分1厘だった。昨年が62打数10安
 打で打率1割6分1厘。数字の上昇幅はわずかでも中身が違う。

   根尾   「バッティングではボールの目つけを意識した」

  攻守とも、思い切って試行錯誤した。

   根尾   「シーズン中以上にはっきりとできたので、そこは良かった
         と思う」

   仁村監督 「まだ安定感はないけど、ちょっとずつ良くなっているよ」

   根尾   「課題はたくさんある。バッティングだけじゃなく、守備で
         も、走る方でも。貢献できる部分を自分の中でもっと見い
         だせると思う」

D4番DH・郡司

  1点を追う8回、同点に追い付きなお2死一、二塁の好機に中前へ決勝打。

   郡司   「最後はいいところで打てて良かったです」

 今リーグでは打撃を課題とし、

   郡司   「自分の中でつかんだものがあるので、それを来年につなげ
         たい」

D先発・山本

  1、5回はともに本塁打を許したが、いずれも最少失点に抑えた。今リー
 グでは「試合の中でどういう力感で投げるか」をテーマに取り組み、

   山本   「先発では2試合とも体現ができたし、何かきっかけをつか
         んでオフに入りたいと思っていた。そのきっかけがつかめ
         た登板だったと思います」

D仁村2軍監督

  8日から22日間にわたり行われたフェニックス・リーグが終了し、仁村2
 軍監督が総括した。

   仁村監督 「シーズンの疲れもあり、みんながみんな、やり切った感じ
         がしないまま終わってしまったと思う。来春に向けて、技
         術的なことを含めて課題が多く出たのかなと思う」

  成長を見せた選手の1人にルーキー・岡林の名前を挙げた。

   仁村監督 「余裕があるというかタイミングを合わせるのがうまい。こ
         の投手ならこういう対応をするだろうなと思って、それを
         してくれる」

  オフの過ごし方については、

   仁村監督 「日本シリーズを見ていても、セ・リーグのチームは差を感
         じているだろうし、そこにうちの選手も出て行かないとい
         けない。そのための準備をしておいてほしい」

  今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、練習で追い込めなかっ
 たという思いが強い。

   仁村監督 「3年目以降の1軍に近いような選手は、毎日、耐えられる
         ような練習をしないといけない。来年はとことん練習。そ
         ういう年にしていこうと思います」

                 【11月30日付け中日スポーツより引用】