19/10/08 南郷  フェニックスリーグ

◎山本5回3安打無四球6奪三振◎

 
中  日 12
西  武

 
中  日 17
西  武 11

 打率長打率出塁率
中   伊藤康 .333 .333 .429
指   京 田 .143 .429 .143
  打指  遠 藤 .000 .000 .000
三   石 垣 .250 .375 .333
一   石川駿 .500 .625 .500
  左   井 領 .250 .500 .250
左一  武 田 .800 .800 .833
右   渡 辺 .286 .286 .444
遊   根 尾 .125 .250 .125
捕   石 橋 .250 .250 .250
  捕   加 藤 .000 .000 .500
二   高 松 1.00 1.000 1.00
  二   溝 脇 .200 .600 .200
40 17 12 .319 .431 .367
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山 本 18 0.00 10.80
垣 越 0.00 18.00
浜田達 0.00 9.00
木下雄 0.00 9.00

《相手投手》大窪(4回)−藤田(2回)−中塚(2回)−相内(1回)

中  日  
中  伊藤康(大窪)
右安
一邪  二ゴ  右飛  四球  右飛
指  京 田捕犠  中飛右3  二ゴ        
 打指 遠 藤              左犠    
三  石 垣右2  三安  左飛  遊ゴ遊ゴ    
一  石川駿中安  投ゴ  左安  三振      
 左  井 領                中飛  
左一 武 田中安  左安  二安  三邪  四球  
右  渡 辺右安  中安  中飛    (中塚)
四球
遊ゴ  
遊  根 尾左2  二飛  三飛    投犠三振  
捕  石 橋三ゴ    遊飛  (藤田)
中飛
  右安    
 捕  加 藤                  (相内)
右飛
二  高 松中安    中安  二安        
 二  溝 脇              右3  二ゴ
西  武  
三  西 川(山本)
三振
      中安  (垣越)
投ゴ
四球    
遊  綱 島三振      三ゴ  死球遊ゴ    
左  鈴 木三振      中安  四球  (木下雄)
三振
  
中右 戸 川    三邪  右飛  三振  振逃  
指  愛 斗    右飛  三邪  三振  右飛  
右  高木渉    二飛              
 中  川 越          中安  (浜田達)
左飛
一飛  
一  中 熊      三振  三振  左2  遊ゴ
二  山 田      左飛  三ゴ  三振  中飛
捕  斎藤誠      遊ゴ  三振  四球  三直
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
1回 先頭の伊藤康が右前打、京田の犠打で二塁に進み
石垣の右翼線適時二塁打で先制
続く石川駿の中前適時打で追加点
さらに武田が中前打で続き渡辺の右前適時打で3点目
なおも1死一、三塁で根尾が左中間2点適時二塁打
石橋の三ゴロで根尾は三塁に進み高松が中前適時打
初回打者10人で6得点の猛攻
2回 1死、石垣が三塁内野安打に二盗
2死後、武田が左前適時打、返球が乱れ二塁に
続く渡辺の中前に落ちる適時打で追加点
3回 1死から高松が中前打、伊藤康の二ゴロで二塁に進み
京田が右適時三塁打
7回 先頭の渡辺が四球を選び根尾の犠打で二塁へ
石橋が右前打で続いて一、三塁とし
溝脇が右中間2点適時三塁打
さらに伊藤康が四球を選んで一、三塁とし
代打・遠藤の左犠飛で12点目

D3番三塁・石垣

  2安打をマーク。

   石垣   「でも、今、調子は最悪なんですよね」

  フェニックス・リーグでは

   石垣   「バットを軽く振ってライナー性の当たりを打つことを心掛
         けている。その延長がホームランになれば」

D5番左翼・武田

  初回に中前打を放つと続く2回2死二塁では101キロカーブを左前に運ぶ
 適時打。4回にも一塁後方への飛球がラッキーな安打となり3安打。7日の
 巨人戦(サンマリン)から4打席連続安打に

   武田   「たまたまです」

  7回からは一塁の守備へ回り無難にこなした。

   武田   「オリックス時代に経験があります。今年もオープン戦で守
         りました」

D7番遊撃・根尾

  初回に左中間への2点二塁打を放った。7回にはプロ初犠打もマークした。

   根尾   「きょうは初球からいけました」

  出番はいきなり初回に巡ってきた。3点を先制しなおも1死一、三塁の好
 機。同学年の育成右腕・大窪が投じた初球。「狙ってなかった」という103
 キロカーブに下半身が粘る。力が伝わったスイングではじき返した打球は左
 中間を切り裂く2点適時二塁打となった。

  2、3打席目も追い込まれるまでに勝負。二飛、三飛と結果はでなかった
 が

   根尾   「きのうのきょうだったので。でも全く違う形で打てたと思
         います」

  7回無死一塁で迎えた第4打席では犠打を成功させた。3番手・中塚の内
 角寄り直球を難なく一塁側に転がした。実はこれがプロ入り初めての送りバ
 ント。

   根尾   「いつも練習しているので」

   立石コーチ「宮崎は1軍で戦うために何が必要なのかを見つける時間。
         必要ならバントもさせる」

   立石コーチ「きょうはよく一発で決めた。次の攻撃にすんなり移れてチ
         ームにリズムが出る」

  この日、試合が行われた南郷スタジアムまでは宮崎市内の宿舎からバスで
 片道1時間30分程の長時間移動だったが

   根尾   「全然大丈夫でしたよ」

  9日の日本ハム戦(生目第二)では同じ高卒ドラフト1位・吉田輝と対決す
 る。

   根尾   「打てるようにやるだけ」

D9番二塁・高松

  3打数3安打1打点。1盗塁。記録には残らなかったが3度の出塁全てで
 スタートを切った。

   荒木コーチ「目の色が変わってきたね」

D先発・山本

  5イニングを3安打無失点。カットボールの球速でスライダーのように曲
 がる「スラッター」を随所で投げ込み、相手打線を沈黙させた。

   山本   「サインに首を振ってでもスラッターを投げた。4分の1ぐ
         らいですかね。思った以上に空振りやゴロに仕留められた」

  広島の大瀬良やチームメートの柳らの投げ方を意識しているうちに、2段
 モーションを取り入れた自然なフォームが身に付いてきたという。

   山本   「力の入れ所が固まり、バランスが良くなってきた」

  小笠原コーチ「頼りすぎてはいけないが、基本である真っすぐの球筋を活
         かしながら有効に使えていければ」

D2番手・垣越

  6回からの1イニングを無失点でつないだ。1死から連続四死球で一、二
 塁のピンチを招いたが、最速140キロの直球とキレのあるスライダーを組み
 合わせ戸川、愛斗を連続三振に仕留めた。

   垣越   「きょうは全体的にいい球が投げられたと思います。その中
         でも抜ける球があったのでそこが反省ポイントです」

                 【10月9日付け中日スポーツより引用】