19/10/07 サンマリン  フェニックスリーグ

◎笠原5回4安打1失点◎

 
巨  人
中  日

[本塁打]山下航(1回1点笠原)
     立 岡(6回3点福谷)
     黒 田(7回1点福谷)

 
巨  人
中  日

 打率長打率出塁率
指   京 田 .000 .000 .000
中   遠 藤 .000 .000 .000
  中   伊藤康 1.00 1.000 1.00
左   渡 辺 .000 .000 .250
捕   木下拓 .500 .500 .500
  捕   加 藤 - - 1.00
  走   高 松 - - -
  捕    桂  .000 .000 .000
  捕   石 橋 - - -
右   井 領 .333 .667 .333
  右   武 田 1.00 1.000 1.00
遊   根 尾 .000 .000 .000
一   石川駿 .500 .750 .500
三   石 垣 .000 .000 .250
二   溝 脇 .000 .000 .000
32 .188 .250 .257
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
笠 原 18 1.80 9.00
福 谷 10 18.00 13.50
浜田智 0.00 0.00
鈴木博 0.00 9.00

【失策】根尾

《相手投手》野上(4回)−藤岡(1回)−田中優(1回)−田原(1回)−クック(1回)−宮国(1回)

巨  人
左  松 原(笠原)
三振
  一安    (福谷)
四球
投ゴ    
遊  湯 浅三振  一飛    中安  (浜田智)
中飛
  
一  山下航右本    左飛  左飛  左飛  
捕  岸 田左2    中安  三振      
 捕  高 山              三ゴ  
中  立 岡三振    投ゴ  右本      
 中  加 藤                (鈴木博)
中飛
二  吉川大  一飛  三振  三振      
 二  比 嘉                左飛
指  モ タ  三振    [遊ゴ]  三ゴ    
 打指 折 下                三振
三  黒 田  中飛    二邪  左本    
右  村 上    一邪  二飛  三振    
中  日
指  京 田(野上)
二飛
    捕邪一ゴ    (クック)
三振
  
中  遠 藤右飛    三振  (田中優)
投飛
      
 中  伊藤康              中安  
左  渡 辺左飛    死球  中飛  三振  
捕  木下拓  遊ゴ  右安          
 捕  加 藤          死球      
 走  高 松                  
 捕   桂               三ゴ  
 捕  石 橋                  
右  井 領  三振  右飛    (田原)
右2
    
 右  武 田                (宮国)
右安
遊  根 尾  三振    (藤岡)
三振
  左飛  中飛
一  石川駿    遊ゴ  中安  左2  中飛
三  石 垣    遊直  四球  二ゴ  一ゴ
二  溝 脇    捕邪  二ゴ  左飛    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
7回 先頭の井領が右越え二塁打
1死後、石川駿が左越え適時二塁打

D6番遊撃・根尾

  4打数無安打2三振、1失策と攻守に課題を露呈。

   根尾   「また一つずつ課題をクリアしていかないといけないですね」

  打席では2回2死、先発・野上のフォークに空振り三振。3月のファーム
 交流戦では2軍の試合ながらプロ初本塁打を放った相手に今回は封じられた。
 以降もタイプが違う3投手と対戦したが快音は響かなかった。

   立石コーチ「1軍の試合に出てから少しスタイルが変わってしまったね。
         甲子園の2打席を経験して厳しい球に意識が向いている。
         その影響か、甘い球を仕留めていた形が崩れている」

  2番手・藤岡と対戦した2打席目。今季途中から巨人入りした左腕に対し
 初球は139キロの直球をファウル。次の外角への140キロの直球を見逃し追い
 込まれ、最後は外角のカーブに空振り三振。

   立石コーチ「いい状態の根尾なら2球目に手を出していた」

   根尾   「無自覚でした」

  守備では5回無死で平凡なゴロを処理した後、一塁へ中途半端なワンバウ
 ンド送球。1軍の舞台でも顔をのぞかせた送球への不安を解消することも秋
 に課された宿題だ。

   根尾   「毎日変化して、宮崎の1カ月がよかったと思えるように」

D7番一塁・石川駿

  7回1死二塁から4番手・田原の104キロのカーブにうまく反応し、左翼
 線への適時二塁打。5回の中前打と合わせ、こちらもチーム唯一のマルチ安
 打をマークした。

   石川駿  「カーブは頭に入れながら打席に入りましたけど、うまく反
         応できましたね」

D先発・笠原

  5イニング4安打1失点。前日は「完投」と意気込みを口にしていたが

   笠原   「ホテルで5イニングって言われました(苦笑)」

 初回に2死から山下航に本塁打を打たれたものの、それ以外はほぼ完璧な内
 容。

   笠原   「自分でも手応えを感じる部分はありました。真っすぐも指
         にかかっていました」

D4番手・鈴木博

  打者3人を8球全て直球で退けた。

  1−5の9回、先頭打者は静岡・磐田東高の後輩にあたる加藤だったが
 「後輩だな」という程度で、ほとんど意識はしなかった。この日最速の153
 キロで空振りさせると、2球目の152キロで力のない中飛に仕留めた。続く
 2人も全て150キロ台の速球でねじ伏せた。

   鈴木博  「腕を振って、真っすぐにもう一度磨きをかけるという、こ
         の秋自分がやろうとしたことができた。いいスタートが切
         れた」

  7月25日の広島戦(マツダ)を最後に出場選手登録を抹消。二度と1軍のマ
 ウンドに立つことはなかった。

   鈴木博  「いろいろ変化球を試していくうちに悪くなってしまった」

  だからこそ、この日は「自分の軸」である速球にとことんこだわった。球
 速にも「シーズン通り」と納得した様子。

   鈴木博  「真っすぐが良ければ変化球も良くなる」

 自分本来の投球を確信した。

  小笠原コーチ「今日はやろうとした『真っすぐ一本』ができた。これを続
         けていくのが秋のテーマ」

   鈴木博  「自分がやれば、チームは上がる」

                 【10月8日付け中日スポーツより引用】