19/03/10 鳴尾浜  教育リーグ

◎山本5回5安打1失点◎

 
中  日
阪  神

[本塁打]モ ヤ(1回2点ガルシア)
     藤 谷(6回3点清水)
     溝 脇(7回1点歳内)

 
中  日 16
阪  神 10 10

 打率長打率出塁率
右   伊藤康 .261 .304 .261
左   近 藤 .286 .571 .375
指   藤 井 .389 .444 .421
  打指  友 永 .167 .333 .167
一   モ ヤ .316 .474 .350
  走遊  高 松 .091 .091 .091
二   三ツ俣 .300 .400 .364
遊   根 尾 .000 .000 .250
  三一  石川駿 .462 .538 .500
三遊三 溝 脇 .150 .300 .190
捕   石 橋 .333 .444 .333
  捕   武 山 .500 .500 .500
  捕   杉 山 .667 1.667 .750
中   滝 野 .313 .375 .313
40 16 .298 .403 .333
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山 本 20 1.29 6.43
清 水 13.50 9.00
石 田 0.00 6.75
谷 元 0.00 3.00
Rマル 0.00 21.00

《相手投手》ガルシア(3回)−ドリス(1回)−岩崎(2回)−歳内(2回)−谷川(1回)

中  日
右  伊藤康(ガルシア)
三振
  右安  (岩崎)
二ゴ
  右2  遊安
左  近 藤三ゴ  一ゴ  二飛  四球  左2
指  藤 井中2  右安  右飛  二ゴ    
 打指 友 永                左2
一  モ ヤ中本  左安    三振  中安  
 走遊 高 松                三振
二  三ツ俣一ゴ  二併    三振  二飛左安
遊  根 尾  左飛  (ドリス)
左飛
          
 三一 石川駿          三振  三振  
三遊三溝 脇  遊ゴ  一ゴ    (歳内)
右本
三振  
捕  石 橋  三振  一安          
 捕  武 山            三安    
 捕  杉 山                (谷川)
三振
中  滝 野    中安三飛    二ゴ  中安
阪  神
二  荒 木(山本)
二安
遊併    三振        
 遊  小 幡            四球四球  
左中 島 田四球  二ゴ  左飛  中安三ゴ  
中右 高 山一ゴ  中飛    (清水)
中安
三振  (Rマル)
三振
右左 板 山四球  一ゴ    四球一ゴ  三振
捕  梅 野左犠    中2          
 捕  小宮山          投ゴ      
 捕  長 坂            左飛  二ゴ
指  俊 介  右安  遊ゴ          
 打指 片 山          二ゴ  (谷元)
左飛
  
一  藤 谷  中安  三振  中本  中安  
三  熊 谷  投ゴ  三振  遊ゴ  三振  
遊二 植 田  右安    三振  (石田)
左安
四球  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
1回 2死から藤井が中越え二塁打、モヤが中越え2ラン
3回 1死二、三塁で藤井が右前2点適時打
7回 先頭の溝脇が右中間勝ち越しソロ
さらに1死一塁で伊藤康が右中間適時二塁打
9回 1死一、二塁で近藤が左中間適時打
さらに二、三塁で友永が左翼線2点適時二塁打

D6番遊撃・根尾

  第1打席は2回無死。昨季の竜の勝ち頭を相手に2ストライクから133キ
 ロの変化球を強振。フェンス手前まで飛ばしたが、打球は左翼手のグラブに
 収まった。2打席目もドリスの146キロ直球をはじき返したが左飛に終わっ
 た。

   根尾   「もっとできた打席。どうして結果が出なかったかを考えて
         いかないといけない」

  一方で初めて就いた守備では軽快な動きを披露した。2回1死満塁の場面
 では二遊間寄りのゴロをさばいて併殺。ピンチの芽を摘んだ。

  さらに4回無死二塁の場面では正面の打球がイレギュラーバウンドしたが
 冷静に対応。一度グラブからこぼしたが、落ち着いて打者走者をアウトにし
 た。

   根尾   「しっかりと止める気持ちで守っていました」

   荒木コーチ「バウンドが変わったけど、よくアウトにした。スムーズに
         動けていたと思う」

  守備は上々。ならば竜党が望むのは初ヒット。

   根尾   「打ちたい気持ちは常にあります」

D7番三塁→遊撃→三塁・溝脇

  同点に追い付かれた直後の7回、1ボールから140キロの直球を振り抜く
 と右中間の防球ネットに突き刺した。

   溝脇   「最初の打席は逆方向を意識しすぎて、次の打席は早めにタ
         イミングを取りすぎて泳がされたので、ピッチャーゴロを
         打つくらいのつもりで打ちました」

D先発・山本

  苦しい立ち上がりから立ち直り、5イニングを投げた山本は初回の1失点
 にとどめた。

   山本   「1、2回は丁寧に投げようとしてコーナーぎちぎちを狙い、
         球数が増えてしまった」

 1回は2四球を絡めて梅野に左犠飛。2回は3安打されながら根尾の併殺で
 切り抜けた。以降は安定した投球を見せた。

  そのキッカケが小笠原2軍投手コーチの助言。精密な制球を追求せず大胆
 に投げて、有利なカウントへ持っていく。一種の開き直りだ。

   山本   「初球を打たれてもしょうがない。ストライクを稼いでいこ
         う、と」

  課題にする変化球に手応えも。最速143キロの直球でカウントを稼ぎ、右
 打者にスライダーとチェンジアップ、左打者にチェンジアップがウイニング
 ショットとして使えたのだ。

   山本   「去年は左打者への被打率が高かったので、どう左打者を抑
         えるか、がテーマ。チェンジアップで三振を3つ取れたし、
         武器になるかなと思えました」

                 【3月2日付け中日スポーツより引用】