19/03/09 鳴尾浜  教育リーグ

◎根尾デビュー戦は空三振に四球◎

 
中  日
阪  神

[本塁打]植 田(6回1点浜田智)
     杉 山(9回1点福永)

 
中  日
阪  神 10

 打率長打率出塁率
遊二  高 松 .100 .100 .100
中   伊藤康 .167 .167 .167
右   藤 井 .357 .357 .400
  右   近 藤 .333 .667 .333
一   モ ヤ .200 .200 .250
  一   石川駿 .545 .636 .583
二遊  三ツ俣 .333 .467 .412
指   根 尾 .000 .000 .500
  打指  石 橋 .286 .429 .286
三   溝 脇 .125 .125 .176
捕   松井雅 .500 .500 .500
  捕   杉 山 1.00 2.500 1.00
左   滝 野 .250 .333 .250
34 .270 .333 .311
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
勝 野 21 6.75 6.75
浜田智 4.50 13.50
三ツ間 13.50 10.13
Rマル 0.00 22.50
   【注】自責点、防御率は推定で計算しています。

【失策】三ツ俣、高松

《相手投手》メッセンジャー(5回)−能見(1回)−桑原(1回)−福永(2回)

中  日
遊二 高 松(メッセ)
遊安
    左飛投ゴ  三振    
中  伊藤康遊直    二ゴ  (能見)
中飛
一ゴ    
右  藤 井左飛    右安  右安  (福永)
三振
  
 右  近 藤                  
一  モ ヤ  二ゴ  遊ゴ  遊飛  二ゴ  
 一  石川駿                  
二遊 三ツ俣  右飛    左2左2  二ゴ  
指  根 尾  三振    四球        
 打指 石 橋          三振    二飛
三  溝 脇    中飛  中安  (桑原)
三振
  一ゴ
捕  松井雅    三振  左犠  左安    
 捕  杉 山                左本
左  滝 野    二ゴ  三振  左2  遊飛
阪  神
右中 島 田(勝野)
三振
  四球投ゴ  三振  投ゴ  
左  俊 介二ゴ  投ゴ            
 打二一荒 木      左安    (三ツ間)
三安
    
 捕  長 坂              三振  
中左 高 山左2  中安三邪    二ゴ    
一三右板 山左飛  二ゴ  (浜田智)
左邪
  二ゴ    
指  片 山  右安左2  一ゴ        
 打指一藤 谷            左犠    
捕  坂 本  中安左安  三振  三振    
 投  福 永                  
三二 熊 谷  三振遊直    三振  (Rマル)
三振
  
二中三植 田  左飛右安    左本  四球  
遊  小 幡  三ゴ三振    遊直  四球  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
5回 無死満塁で松井雅が左犠飛
6回 2死一塁で三ツ俣が左中間適時二塁打
9回 杉山が左越えソロ

D5番二塁→遊撃・三ツ俣

  調整で登板した阪神の主力2人から2二塁打

   三ツ俣  「きょうは早めにタイミング取っていこうと森野さんと話し
         ていたので、それを試合で出すことができました。先発が
         1軍のメッセンジャーだったので、絶対に打ってやろうと
         思っていたので、結果を残すことができてよかったです」

  2打席目の5回だ。メッセンジャーの投じた3球目の直球を捉えて左中間
 二塁打。6回2死一塁では2番手・能見から今度も左中間に運ぶ二塁打が適
 時打となった。ここまで教育リーグ全4試合で安打をマーク。計15打数5安
 打、打率3割3分3厘と打撃の状態の良さを見せている。

   小笠原監督「2月のキャンプでもいいアピールをして、ここまでいいも
         のを継続している」

   三ツ俣  「調子の波を少なくして、1年間続けていけるようにしてい
         きたい」

D6番DH・根尾

  根尾のデビュー戦は、1打数無安打1四球。それでも、

   根尾   「一球も無駄にしない気持ちで打席に入りました。打ち損じ
         はありましたが、振っていけた感覚はありました」

  記念すべき“プロ初打席”は2回2死だ。打席に向かう直前、素振り用の
 金具が取れなくなるハプニングがありながらも平常心だった。相手は虎のエ
 ース・メッセンジャー。2ボールから139キロをファウル、続く126キロスラ
 イダーに空振りすると、最後は142キロ真っすぐを空振り…。結果は三振で
 も、ストライクはすべて振った。

   根尾   「経験したことない角度からボールが来た」

  5回無死二塁で迎えた第2打席でも姿勢は変わらない。結果は四球だった
 が、ストライクゾーンにきた2ボールからのストライクはフルスイングでフ
 ァウル。

   小笠原監督「あれだけ振れたなら十分。試合の雰囲気も味わえたからね」

   森野コーチ「これから彼は1万打席くらい立つことになると思うけど、
         その人たちはみんな名球会入りしている。きょうは彼にと
         っての第一歩」

   根尾   「次に生かしていきたいですし、まだまだ自分のレベルを上
         げていきたい」

   与田監督 「まずこうやって試合に出て、球界トップクラスの投手と対
         戦できるのが本人にとっていいことだと思う。その中で自
         分の能力を知ったり、いろいろな発見があると思うので、
         どんどん試合をこなしてほしい」

   阪神・メッセンジャー
        「(根尾との対戦を終えて)もっと戦ってみたかった思いはあ
         る。若い選手とやると、昔の気持ちを思い返す感じで刺激
         的」

D8番捕手(途中出場)・杉山

  9回2死から福永の130キロツーシームを捉え、左翼ポール際にたたき込
 んだ。

   杉山   「距離的にはいったと思った。フックしていたので切れそう
         だったけど入ってくれた」

   杉山   「結果はよかったけど、もう少し引き付けて打つことができ
         るようにしていきたい」

D4番手・R・マルティネス

  1死から2連続四球を与えたが、後続2人をピシャリ。最後はこの日最速
 の155キロで長坂を空振り三振に仕留めた。

   R・マルティネス
        「1軍で投げられるチャンスがあったら、しっかり投げたい」

   門倉コーチ「四球を出したけどボール自体はすごくいい」

                 【3月2日付け中日スポーツより引用】