99/09/20 鳴尾浜  阪神19回戦(対阪神6勝11敗2分)

◎首位・阪神と直接対決2連戦に先勝、0.5差に肉薄◎

 
中  日
阪  神

[勝 投]門 倉  (8試合3勝1敗)
[敗 投]竹 内  (6試合3勝2敗)

 
中  日
阪  神

 打率
左   原 田 .327
  左中  山 口 .343
二   種 田 .310
  走右  幕 田 .270
中   益 田 .273
  投   正 津 -
  投   井手元 .000
  投   島 崎 .500
一   安 田 .274
三   筒 井 .335
右左  ショー .259
  左   蔵 本 .276
捕   藤 井 .232
遊   森 野 .271
  走   仁 平 .223
  二   南 渕 .326
投   門 倉 .222
  打遊  荒 木 .244
31 .269
 打率

  防御率
門 倉 24 1.50
正 津 11/3 0.00
井手元 1/3 2.73
島 崎 1/3 1.23


※きょう中日が○なら逆M「2」が点灯

  21日に行われる中日−阪神戦(ナゴヤ球場)のウエスタン・リーグの首位決
 戦。中日が○で中日に逆M「2」が点灯する。しかし、△の場合は阪神にM
 「2」、●の場合は阪神にM「1」が点灯する。

D先発・門倉−−−貫禄の7回ゼロ封

  この日の阪神戦、負ければ阪神にマジック「1」、引き分けでもマジック
 「2」が点灯した。さすがのド心臓男も、プレッシャーにつぶされそうにな
 った。

  1回に、いきなり無死一、二塁の大ピンチ。これに始まって5回まではピ
 ンチの連続。3者凡退は3回だけで、あとの4イニングはすべて先頭打者を
 塁に出すという苦しさだった。だが、1軍で2年連続2ケタをマークした実
 績を持つ門倉、こんなところで崩れてなんかいられない。

   門倉   「ファームだからといって、負けるわけにはいかないですか
         らね」

  要所ではフォーク、スライダーを低めに決め、4併殺に打ち取る粘り。す
 っかり立ち直った6、7回は貫禄で3人ずつに抑えきった。

   梶本コーチ「勝って当たり前のプレッシャーの中で申し分ないピッチン
         グ」

D2番手・正津−−−反省

  8回から登板。先頭の定詰を遊ゴロに打ち取ると簡単に3者凡退。続く9
 回も先頭の1番・平尾を空振り三振に仕留め、このままピシャリといくかと
 思われたが、続く樋口に中前に運ばれ、佐々木を迎えたところで井手元と交
 代。

   正津   「最後までいかなきゃダメですね」

D3番手・井手元、4番手・島崎−−−“奮投”

  井手元、島崎とも、ここ3試合に連続リリーフ登板での好投。

   仁村徹監督「(2人が)踏ん張ってくれているのが大きい」

  この日も井手元は9回1死一塁の場面で救援。3番のベテラン佐々木を2
 ゴロに仕留めた。その後を受けた島崎は4番・曽我部に死球で2死一、二塁
 とピンチを招いたが、続く関本を遊直に打ち取り締めた。

   井手元  「甘いコースだけ気をつけている。言われれば投げるだけ」
   島崎   「こんなに緊張したのは久しぶり」

D3番中堅・益田−−−決めた

  8回2死ながら一、三塁。阪神先発の竹内から遊撃右横を襲う強烈な当た
 り。これをショートがはじく間に、三塁走者の荒木がホームイン、とらの子
 の1点をもぎとった。

   益田   「ラッキーだけです。でも、負けられない試合だったから、
         何でもいいんです」

D仁村徹監督

  最大4.5差までつけられた首位・阪神との差を詰めも詰めたり0.5差。

   仁村徹監督「うちの選手は普通に仕事をすれば負けるわけがない。
         これで面白くなったでしょう」

                 【9月21日付け中日スポーツより引用】


試合結果 1999年ウ・リーグ 1999年教育リーグ 1998年ウ・リーグ  
打撃成績 1999年ウ・リーグ 1999年教育リーグ 1998年ウ・リーグ 過去の成績
投手成績 1999年ウ・リーグ 1999年教育リーグ 1998年ウ・リーグ 過去の成績


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