99/08/13 ナゴヤ  ダイエー18回戦(対ダイエー10勝5敗3分)

◎散発5安打完封負け◎

 
ダイエー
中  日

[本塁打]吉本一2号(宮越)
[勝 投]小 椋  (22試合3勝1敗)
[敗 投]有 働  (16試合5勝4敗)

 
ダイエー 11
中  日

 打率
二   荒 木 .239
遊   井 端 .271
左   原 田 .336
一   高 橋 .297
三   筒 井 .364
中   山 口 .382
  中   蔵 本 .280
右   幕 田 .272
  打   益 田 .301
  投   宮 越 .125
  打   峰 秀 .250
捕   藤 井 .245
  打右  ショー .251
投   有 働 .333
  打   安 田 .288
  投   遠 藤 -
  投   日 笠 -
  打   リリア .308
  捕   三 輪 .154
31 .276
 打率

  防御率
有 働 25 3.39
遠 藤 0.00
日 笠 7.13
宮 越 5.77

D打線

  散発の5安打だけと低調。得点圏に走者を出したのは、わずかに2度だけ。
 反撃の糸口さえつかめずに0−5と大敗した。ダイエーの先発は新人・小椋。
 変化球の切れが特別あるわけではなく直球も平均135キロ前後。 その小椋を
 打ち崩せない、ふがいなさだけが目立ってしまった。

   仁村徹監督「助けちゃったね。左を打たなきゃいけないヤツらが打てな
         いんじゃしようがない。スイングが鈍過ぎる」

                 【8月14日付け中日スポーツより引用】


小野大輔さんの観戦記
うだるような名古屋の暑さの中、ウエスタン観戦に出掛けました。試合開始直前まで、強い日差しが照り付けましたが、 徐々に雲が多くなり、風も出て、観戦しやすい陽気になりました。ただ、雷が鳴り始め、4回から5回は小雨の中での試合でしたが・・・。

前回(6月)のレポート同様、選手別の感想を記していきます。

<先発投手 有働>
前回の4日の登板(雁の巣でのダイエー戦で完封)とは正反対で緩急を使ったピッチングが見られず、初回いきなり4安打2失点を 許すなど、「悪い時の有働」が、露骨に見られました。今日はボールの高め低めがはっきりしすぎて、打者に狙いを絞られ 痛打されるシーンが多かったと思います。有働には、確か90キロ台のスローカーブが持ち味だと記憶して いましたが、今日は全くそのようなボールが見られませんでした。個人的には、「一軍の横浜戦での好投」を期待しているだけに、 正直がっかりです。何とか、9月には一軍に呼ばれるようなピッチングを見せてほしいものでした。

<4番手 宮越>
6回遠藤、7回日笠、の後を継いで、8回・9回のマウンドに立ちましたが、代打吉本に一発を浴び2点を失いました。 吉本以外の打者にはまずまずのピッチングでした。
現在先発ローテの宮越に敗戦処理を2イニング投げさせるのはやや酷だったかもしれませんが、ひょっとすると、一軍で中継ぎ・リリーフができるかどうかを テストしていたのかもしれません。それだけに、この一発は悔やまれました。

<1番 セカンド 荒木>
セカンドの守備では、2度スタンドを沸かすプレーが見られました。しかし、打撃ではノーヒットと、1番の働きは見られませんでした。 再三の内野ゴロの際、全力疾走が見られません。荒木の「売り」は「俊足」なのですから、それを生かすべきです。

<4番 ファースト 高橋>
4打数1安打と、今季は一発から遠ざかっているようです。初回、井端がランナーの場面で、凡打するなど 「勝負強さ」の面にも、課題が残ります。一軍で山崎が不振の今こそ、チャンスだと思ってほしいです。そうしないと、かつての全日本のコンビ、高橋由伸(巨人) との差は開く一方だということを分かってほしいです。

<7回代打 リリアーノ>
投手の代打として登場しました。観客からは大歓声が起こりましたが、結果はセカンドゴロで終わりました。 この試合のように、5安打0得点で終わってしまった後では、「レギュラーとして使ってくれ!」と叫びたくなりました。

阪神と首位争いしている割には、寂しい試合でした。
14日の岐阜長良川でのナイトゲームでの雪辱を期待します。


試合結果 1999年ウ・リーグ 1999年教育リーグ 1998年ウ・リーグ  
打撃成績 1999年ウ・リーグ 1999年教育リーグ 1998年ウ・リーグ 過去の成績
投手成績 1999年ウ・リーグ 1999年教育リーグ 1998年ウ・リーグ 過去の成績


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