03/03/17 ナゴヤ
近鉄
◎朝倉−山井−正津 完封リレー◎
| |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
| 近 鉄 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 中 日 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
X |
2 |
| |
安 |
二 |
三 |
本 |
振 |
球 |
犠 |
盗 |
併 |
残 |
失 |
暴 |
捕 |
ボ |
| 近 鉄 |
5 |
1 |
0 |
0 |
13 |
3 |
0 |
1 |
0 |
8 |
0 |
1 |
0 |
0 |
| 中 日 |
8 |
1 |
0 |
0 |
8 |
3 |
0 |
0 |
0 |
9 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 打率 |
| 1 |
遊 |
森 岡 |
4 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.286 |
| 2 |
右 |
土 谷 |
4 |
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
.294 |
| 3 |
指 |
リナレ |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| |
打指 |
藤 立 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.500 |
| 4 |
中 |
幕 田 |
4 |
2 |
0 |
0 |
0 |
1 |
.389 |
| 5 |
左 |
森 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.111 |
| 6 |
一三 |
筒 井 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.250 |
| 7 |
三一 |
善 村 |
4 |
3 |
0 |
0 |
0 |
1 |
.455 |
| 8 |
捕 |
中 野 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| |
打 |
田 上 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.273 |
| |
捕 |
柳 沢 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| 9 |
二 |
湊 川 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| |
打 |
桜 井 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| |
二 |
仲 沢 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.333 |
| 計 |
32 |
8 |
1 |
0 |
0 |
2 |
.287 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 打率 |
| |
回 |
打 |
安 |
失 |
暴 |
ボ |
防御率 |
| 朝 倉 |
6 |
23 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
| 山 井 |
2 |
9 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
| 正 津 |
1 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9.00 |
【注】防御率は失点で計算しているので正確ではありません。
D4番中堅・幕田
7日に2軍落ちした幕田が4打数2安打。教育リーグの通算打率は5試合
で18打数7安打の3割8分9厘となった。
幕田 「左肩が上がらないようにと思っている。そうすればバット
は下から出ないし、ボールを(上から)たたくことができる
はずです」
1軍再昇格へ手応えを感じていた。
D7番三塁→一塁・善村
善村は先制点となる幸運な内野安打を皮切りに、4打数3安打と大当たり。
善村 「結果を出していく。それしかない」
1軍昇格へ向けて
善村 「キャンプから体調はいい。打撃が悪くなったとき、いかに
早く元に戻すか自分のチェックポイントはつかんでいる」
D9番代打・桜井
7回に代打で出場。2軍初打席は、いきなり初球を打ち上げ二邪飛。
桜井 「いい球だったけど、打ち損じました」
体に疲れは残ってないというが
桜井 「打ち損じをどれだけなくしていくかが課題。バンバン練習
します」
痛めていた肩の状態は問題なさそうで
桜井 「スローイングで、いいイメージがつかめている。1カ月ぐ
らいをめどに自分のものにしたい」
D先発・朝倉
余裕があった。貫録もあった。15日の神戸でのオープン戦が雨で流れたた
め、急きょ2軍の教育リーグで登板した朝倉。昨季、11勝を挙げ大成長を遂
げた右腕は、存分に格の違いを見せつける。
朝倉 「内容は決して良くはなかったけど、まずまず…ですかね」
当初の球数予定は80球。5回を終わった時点で83球だったが、
朝倉 「体力を試したかった」
続投を志願。このオープン戦では竜投で最長となる6イニングを危なげな
く投げきり
朝倉 「スタミナは何の問題もありません」
計99球を投げ終えた後も涼しい顔で言った。
先発4本柱の一角を任されている。 いや、昨季チームでただ1人200イニ
ング以上を投げた右腕は、もはや川上とともに竜投の大きな両輪。川上が開
幕カードの初戦を投げるなら、もう片輪は続くカードの初戦のマウンドへ。
それが3連戦の頭を獲る、大きな連敗をしないための常道でもある。
対戦相手のヤクルト打線に対し、朝倉は昨季、防御率1.68と球団別で最も
良い数字を残している。キャンプ中、朝倉を徹底マークしたヤクルトスコア
ラー陣は「ストレートもフォークもいい。有効な対策が見つからない」とす
でに白旗状態。
本拠地初戦で誰がいくのか。勝負の鉄則、相性をかんがみれば1つの解答
が浮かび上がってくる。
朝倉 「いや、何も知らされてませんよ」
軽くいなす朝倉だが、本番へ向けた準備は着々と進行中だ。
この日は制球がいまひとつと感じたスライダーを逆に多投。6回には先頭
の坂口に4球すべてスライダーを投じ、空振り三振に仕留めた。
朝倉 「実戦の中で調整? まあ、そんな感じですね」
スタミナ、変化球のキレ。自ら課した課題をきっちりクリアしてみせた。
朝倉 「でも、今日はいい球と悪い球がはっきりしてた。そこが残
りの修正点」
浮かれることなく、投球を振り返るもう1人の右のエース。
朝倉 「細かいところを、あと短い期間で修正します」
いつでも、誰が相手でも。朝倉はその豪腕を、きっちりと仕上げるだけだ。
D2番手・山井
自主トレからフォーム改造に取り組んでいた山井が2番手でマウンドへ。
元のオーバースローに戻して、2イニングを2安打、3奪三振で無失点に抑
えた。
山井 「戻したというか…。コーチのアドバイスを受けているうち
に、自然とこうなりました」
原点に戻った。制球力をつけるためのスリークオーターへのフォーム改造
は結果が出ず、先発5番手として期待されながら、このオープン戦では計5
イニング2/3を投げて防御率14.29。下がりすぎていた腕の振りや腰の位置な
どを修正するうち、元のフォームに。
最速は141キロ。
都コーチ 「本人が一番落ち着く形で投げればいい」
山井 「改造したフォームもいいが、やっぱりこのフォームもしっ
くりくる。今年はこれでいきます」
D3番手・正津
1イニング11球を三者凡退に抑えた。
正津 「マウンドに向かうとどうしても力が入ってしまうが、きょ
うは(故障した)右ひじも気にならず、打者に集中できた。
点差(2点)からも、いい緊張感の中で投げられた」
慎重に仕上げてきたこともあって
正津 「段階的に良くなっている。もう少し実戦で投げて打者との
駆け引きやコントロールをキッチリさせていきたい」
【3月18日付け中日スポーツより引用】