01/03/15 神戸サブ 　サーパス

◎川上好投１軍合流へ−打線爆発◎

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
中　　日	１	０	２	０	０	５	１	１	０	10
サーパス	２	０	０	０	０	０	１	０	０	３

［本塁打］田　中(サ)
　　　　　五　島(サ)
　　　　　大　西(中)

	安	二	三	本	振	球	犠	盗	併	残	失	暴	捕	ボ
中　　日	13	３	０	１	５	９	２	１	２	10	０	０	０	０
サーパス	５	０	０	２	４	３	１	１	１	２	１	０	０	０

			打	安	二	三	本	点	打率
１	三	李鍾範	３	１	０	０	０	０	.333
	三	筒　井	２	１	０	０	０	１	.286
２	中右	荒　木	６	４	１	０	０	２	.667
３	遊	森　野	４	２	０	０	０	０	.500
４	右中	幕　田	３	１	１	０	０	０	.333
５	一	渡　辺	３	０	０	０	０	３	.000
６	指	藤　井	１	０	０	０	０	１	.538
	打指	原　田	２	０	０	０	０	０	.286
７	二	善　村	４	０	０	０	０	０	.000
８	左	ショー	２	１	１	０	０	０	.263
	打左	大　西	２	２	０	０	１	１	.421
９	捕	柳　沢	２	１	０	０	０	０	.500
	打捕	中　野	２	０	０	０	０	１	.091
計			36	13	３	０	１	９	.294
			打	安	二	三	本	点	打率

	回	打	安	失	暴	ボ	防御率
川　上	４	14	２	２	０	０	2.57
山崎賢	２	８	１	０	０	０	0.00
朝　倉	２	７	１	１	０	０	6.75
前田勝	１	３	１	０	０	０	13.50

※試合経過

　　李、荒木、森野、渡辺ら１軍メンバーが顔を並べ、13安打で９得点と打線
　が爆発し10−３で圧勝した。特にオープン戦で安打のない荒木は４安打２打
　点と大活躍。また、５回から登板した新人の山崎賢は２イニングを１安打１
　四球で無失点。前回(10日ダイエー戦)に続き計４イニングを無失点で切り抜
　けている。
　
Ｄ先発・川上−−−復肩１４６キロ

　　順調に仕上がってきた川上がいきなり青ざめた。１回、サーパスの３番田
　中に右越えツーラン。
　
　　　川上　　　「打たれた瞬間すごく悔しかった。
　　　　　　　　　あれでテスト登板というよりシーズンと同じ気持ちになっ
　　　　　　　　　た」
　　　　　　　　　
　　続く４番藤立の初球、カーブがその合図となった。この日のテーマは前回
　のフォークに加え、もう１つの変化球カーブを交え投球を組み立てることだ
　った。藤立を３球三振にとると、続く５番川崎もカーブを交えながら空振り
　の三振。２回８番久保には、
　
　　　川上　　　「カーブを試してみた」
　　　
　　初球からカーブを３球続けるなど、結局カーブを７球投じた。
　　
　　ホームランを浴びて以後、４回１死まで９人連続凡打に打ち取った。１発
　をくらった田中の第２打席は、打たれたのと同じ速球で二ゴロに仕留めた。
　韓国プロ野球ＬＧとの練習試合が２イニング22球、ダイエー戦が３イニング
　30球ときて、この日は４イニング60球とイニング数、球数とも最多。ＬＧ戦
　は速球のみ、ダイエー戦はフォークを交え、さらにこの日はカーブも加わり、
　直球のMAXはこれまで最速の146キロに達した。
　
　　ダイエー戦から中４日、12日には倉敷でフリー打撃にも登板しているが、
　　
　　　川上　　　「まだ余裕はあった。真っすぐも走っていたし、順調に仕上
　　　　　　　　　がっている。感じはよかった」
　　　　　　　　　
　　試合後、報告を受け
　　
　　　山田ヘッド「これから監督と相談して決めるが、おれとしては上げてみ
　　　　　　　　　ようという気はある」
　　　星野監督　「憲伸は良ければ東京(17日・日本ハム戦)か 千葉(20日・ロ
　　　　　　　　　ッテ戦)で上げなきゃいかんな」
　　　川上　　　「川崎さんの離脱でローテが１枚空いた？　そんな気持ちは
　　　　　　　　　全くない。１軍にはほかに投げる投手がいるし」

Ｄ８番代打→左翼・大西

　　１軍合流が決まった大西が途中出場。左越えにホームランを放つなど２打
　数２安打。
　
　　　大西　　　「ここ２年はけがもあった。(星野)監督からの『もう一度ハ
　　　　　　　　　ングリーになってやり直してこい』というメッセージと思
　　　　　　　　　って、ずっと２軍で練習してきた」

　　　　　　　　　　　　　　　　　【３月16日付け中日スポーツより引用】