01/03/10 雁の巣  ダイエー

◎川上、3イニング1安打無失点と好投◎

 
中  日
ダイエー

 
中  日 10
ダイエー

 打率
中   大 西 .286
  中   蔵 本 .000
遊   テ ル .500
  一   辻 田 .000
左   益 田 .250
  打左  原 田 .500
三   幕 田 .250
二遊  神 野 .222
指   藤 井 .667
右   ショー .143
一二  筒 井 .250
捕   中 野 .000
  捕   清 水 .250
34 10 .279
 打率

  防御率
川 上 11 0.00
山崎賢 0.00
朝 倉 9.00
前田勝 0.00

D先発・川上−−−開幕1軍へ復肩中

   川上   「マウンドで鼻水が飛びそうだったよ」
   
  気温12度、強風が吹き荒れるあいにくのコンディションだったにもかかわ
 らず、3回を投げ終えた川上が発した第一声はジョークだった。打者11人に
 対し会心の当たりを許したのは、2回に8番・川崎に右前に運ばれた1本の
 みとくれば気分は上々だ。

  今月1日の韓国プロ野球、LGツインズ戦は速球だけで打者をけ散らし、
 2イニングをパーフェクトに抑えた。この日は速球がさらにすごみを増した。
 雁の巣球場のスピードガン故障で球速表示は分からなかったが、
 
   川上   「低めの直球が高めと同じ球威があった。打球が(打者の)反
         対方向に飛ばなかったでしょう」

  フォークボールはこの日、4球投げた。3回無死一塁の場面では、この変
 化球で9番・森山を空振りの三振に仕留めた。
 
   川上   「きょうはピッチングって感じだった。次はスライダーも投
         げる。きょうの調子なら5イニングはいける」

  鼓舞する知らせも届いた。12日に倉敷で1軍の打者を相手に打撃投手を務
 めるのだ。
 
   川上   「2軍の投手コーチの高橋さんから“遊んでこい”って言わ
         れたんですが、もろ仕事じゃないですか(苦笑)」
         
  つかの間の1軍合流となるが、
  
   川上   「1軍レベルの打者に投げてみて自分の球威を確かめたい」

   仁村徹監督「順調にいきすぎて逆にびっくりいている」
   池内コーチ「調子が上がりっぱなしだし、下がる時期がないと」
   
 と逆に調子が良すぎて心配する始末。次回は15日のサーパス戦(神戸サブ)で
 先発し4イニングをめどに投げる予定だ。

   川上   「キャンプが始まったころは開幕1軍なんてとんでもないと
         思っていたけどね。肩が良くなって安心して開幕1軍うん
         ぬんって言える自分がうれしい」

                 【3月11日付け中日スポーツより引用】