10/05/08 鳴尾浜  阪神5回戦(対阪神2勝3敗)

◎山井5回危険球退場◎

 
中  日
阪  神

[本塁打]庄 田1号(2回1点山井)
[勝 投]蕭一傑  (2試合1勝0敗)
[セーブ]福 原  (7試合2勝0敗1セ)
[敗 投]山 井  (2試合1勝1敗)

 
中  日
阪  神 11 10

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .295 .364 .360
  打   中田亮 .214 .286 .214
右中  藤 井 .281 .344 .324
  投   バルデ - - -
  打   西 川 .444 .500 .524
三一  新 井 .222 .222 .364
左   堂上剛 .328 .574 .388
遊   柳 田 .267 .433 .397
一   福 田 .314 .431 .314
  投   斉 藤 - - -
  中   平 田 .229 .250 .339
中右  セサル .000 .000 .182
捕   前 田 .172 .207 .324
  捕   小 田 .200 .500 .273
  打   中 村 .286 .357 .344
投   山 井 .500 .500 .500
  投   久 本 .000 .000 .000
  三   堂上直 .184 .211 .244
34 .254 .358 .327
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山 井 40/3 57 20 5.40 8.10
久 本 11 6.23 7.62
斉 藤 20 5.40 9.00
バルデ 49 14 13.50 4.50

《相手投手》蕭一傑(5回)−メッセンジャー(1回)−江草(1回)
      −横山(1回)−福原(1回)

中  日
二  沢 井(蕭一傑)
三ゴ
右2  左邪    遊ゴ    
 打  中田亮                三振
右中 藤 井四球三振  遊飛    三振    
 投  バルデ                  
 打  西 川                中飛
三一 新 井二ゴ  右安  三振    (横山)
遊ゴ
  
左  堂上剛左飛  左安  三振    左2  
遊  柳 田  二ゴ投犠  三ゴ    中安  
一  福 田  二邪三振    (メッセ)
三振
      
 投  斉 藤                  
 中  平 田              投ゴ  
中右 セサル  死球四球    遊ゴ  一ゴ  
捕  前 田  中安二飛            
 捕  小 田          三振      
 打  中 村                (福原)
投安
投  山 井  右安  右飛          
 投  久 本                  
 三  堂上直            (江草)
二飛
  左飛
阪  神
中  柴 田(山井)
三ゴ
  三ゴ  右安        
 投  メッセ                  
 投  江 草                  
 打  高 浜            投犠    
 投  横 山                  
 打  森 田              左2  
 投  福 原                  
二  上 本右飛    右安死球        
 走二 水 田            死球四球  
遊   坂 右飛    左安(久本)
三振
  四球右安  
左  浅 井  投ゴ  三振遊直  左安右飛  
 左  高橋勇                  
一  林威助  左飛  右2  (斉藤)
中安
三振    
右  庄 田  右本  四球  一ゴ中飛    
 右  大 城                  
三  野原将  二ゴ  左飛  二ゴ  中飛  
捕  清 水    三振三ゴ  三振  二飛  
投  蕭一傑    三振            
 打中 田 上        四球  (バルデス)
遊安
中安  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D4番左翼・堂上剛

  堂上剛が2安打と気を吐いた。2安打とも逆方向に打ち返すシュアな打撃。
 先の社会人野球のベーブルース杯でMVPを獲得するなど、好調を維持して
 いる。

  相手投手の特徴を把握し、堂上剛が逆らわずにはじき返した。3回だった。

   堂上剛  「低めを突いてくるピッチャー。だから逆方向を狙っていた」

 会心の当たりではない。だが、蕭の球を技術で左前へ持っていった。

  8回には左翼線へ痛烈な二塁打。「8割くらいは変化球のピッチャー」と、
 これまた横山の特徴を頭に入れ、強引に引っ張ることはしなかった。その結
 果が、チームただ1人のマルチ安打だ。

  ベーブルース杯ではMVPを獲得。好調の裏には、垣内打撃コーチの「雑
 に打たない方がいい」との助言があった。打撃フォームが崩れやすいという
 堂上剛は

   堂上剛  「前と違って、練習から気を抜かないことを心掛けている」

 アドバイスを胸に刻み、上昇気流に乗りつつある。

  1軍の外野陣に目をやると、ルーキーの大島、松井佑がいる。

   堂上剛  「最初は気になったけど、今は毎日の試合を勝つことしか考
         えていない」

 今季、4月13日に一度は1軍昇格したが、同19日には2軍へと舞い戻ってい
 る。再昇格のため、目の前の試合に全神経を注ぐ。

D先発・山井

  先発した山井は4回までに3点を失い、5回には上本への危険球で退場と
 なった。

   山井   「全体的に悪くはなかったけど、腕の振りがちょっと…」

 完調へはあと一歩という様子。

D2番手・久本

  5回、山井が危険球退場し、無死満塁のピンチで緊急登板。後続を断つ

   久本   「(結果が出て)良かったです。これの積み重ねです」

D4番手・バルデス

  2軍降格後初実戦となったバルデスは7回からマウンドに上がり、こちら
 も3失点。

   バルデス 「けん制とかいっぱい練習していかないと」

 渋い表情だった。

                 【5月9日付け中日スポーツより引用】