08/10/19 西都  フェニックスリーグ

◎小笠原6回2安打無失点◎

 
日本ハム
中  日

[本塁打]清水将(2回1点植村)
     清水将(4回1点植村)

 
日本ハム
中  日 15 10

 打率
指   沢 井 .324
左二  西 川 .200
中   中村一 .268
右   堂上剛 .442
一   福 田 .250
二   森 岡 .176
  走左  普久原 .250
遊    谷  .174
三   堂上直 .158
捕   清水将 1.00
  捕   田 中 .231
40 15 .261
 打率

  防御率
小笠原 3.00
平 井 4.50
山 井 1.13
久 本 6.00

《相手投手》植村(5回)−伊藤(1回)−松山(1回)−金森(1回)

【注】防御率は失点で計算しているので正確ではありません。

D先発・小笠原

  また一枚、落合竜に頼もしい戦力が加わった。小笠原が先発し、6イニン
 グを2安打、4奪三振、1四球で無失点に抑える好投を見せた。

  抱えていた不安は一掃した。シーズン終盤にガクンと調子を落としていた。
 その長いスランプから脱出。好調時の小気味のいい投球で4回まで4奪三振
 を含むパーフェクト。本来のインコースへの強気の投球や、打者のタイミン
 グを外すスローカーブがさえた。

   小笠原  「感覚がようやくしっくりくるようになった。これぐらいの
         感覚だったら、もう大丈夫だと思います。修正したかった
         こともできたし、気持ちの部分での不安もなくなった」

  シーズン終盤は本当に苦しかった。突然、投げようと思ったところに、今
 までの感覚で投げられなくなった。

   小笠原  「プロに入ってから初めての経験。状態も悪くなかったのに、
         理由が全然分からなかった」

 自分の意思と指先の微妙な感覚の違いに戸惑った。だが、宮崎入りしてから、
 バドミントンのラケットを使った練習などを取り入れ、徐々に感覚を取り戻
 してきた。

   小林コーチ「もう大丈夫。唯一の目的だった感覚を取り戻せたし、頭の
         中も整理できたんじゃないかな」

 小林2軍投手コーチも復調に太鼓判を押した。

  試合後は朝倉とともにCS第2ステージ進出時に備えて急きょ帰名した。
 感覚と自信を取り戻した小笠原が、再びチームに貢献する。

D3番中堅・中村一

  中村一に、当たりが出てきた。18日のロッテ戦(アイビースタジアム)に続
 いて、2試合連続で“猛打賞”の活躍だ。

   中村一  「教育リーグ前半は、上半身だけで打っていた感じでしっく
         りこなかったけど、今は下半身がうまく使えて打てるよう
         になってきた。下半身を徹底的に強化した効果が出てきま
         した」

                 【10月20日付け中日スポーツより引用】