08/10/07 サンマリン
フェニックスリーグ
◎山井2イニング1安打1死球◎
| |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
| 湘 南 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 中 日 |
0 |
0 |
6 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
X |
7 |
| |
安 |
二 |
三 |
本 |
振 |
球 |
犠 |
盗 |
併 |
残 |
失 |
暴 |
捕 |
ボ |
| 湘 南 |
6 |
0 |
0 |
0 |
9 |
4 |
0 |
0 |
0 |
9 |
2 |
0 |
0 |
0 |
| 中 日 |
13 |
7 |
0 |
0 |
5 |
1 |
0 |
0 |
1 |
8 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 打率 |
| 1 |
二 |
沢 井 |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.333 |
| |
二 |
西 川 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| 2 |
指 |
中 川 |
3 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
.333 |
| |
打指 |
福 田 |
2 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
.500 |
| 3 |
一 |
柳 田 |
5 |
2 |
1 |
0 |
0 |
1 |
.400 |
| 4 |
右 |
堂上剛 |
4 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
.250 |
| 5 |
中 |
中村一 |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.333 |
| 6 |
左 |
中村公 |
4 |
2 |
2 |
0 |
0 |
2 |
.500 |
| |
左 |
普久原 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- |
| 7 |
三 |
堂上直 |
4 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
.250 |
| 8 |
捕 |
小 山 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.250 |
| 9 |
遊 |
岩 崎 |
4 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.500 |
| 計 |
38 |
13 |
7 |
0 |
0 |
6 |
.342 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 打率 |
| |
回 |
安 |
失 |
暴 |
ボ |
防御率 |
| ネルソ |
5 |
4 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
| 山 井 |
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
| 久 本 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
| 平 井 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
《相手投手》佐藤(4回)−松家(1回)−岡本(2回)−山北(1回)
【注】防御率は失点で計算しているので正確ではありません。
D2番手・山井
右ひじ痛で戦列を離脱していた山井が中継ぎで2イニング1安打無失点と
好投。昨年の日本シリーズで8イニングパーフェクトを演じた右腕がクライ
マックスシリーズ、日本シリーズと続くポストシーズンの戦力になる可能性
を見せた。
ひょっとしたら、ひょっとして…。もう1度、あの男がやってくれるかも
しれない。右ひじ痛で離脱していた山井が復帰後初めて対外試合で登板する
と、2イニング1安打無失点。まだ相手は2軍、まだ実戦復帰3試合目、完
全復活への道は遠くても光は見えた。修羅場のポストシーズンを前にして落
合竜に朗報だ。
山井 「状態は上がっていると思います。まあ、きょうは投げられ
ただけでもよかった。いまは自分のできることをやって、
先に進んでいきたい。(ポストシーズンは)出番があれば頑
張りたいです」
右ひじの状態が一進一退を繰り返した夏までとは表情がまるで違う。紅白
戦2試合に登板後、この日は3試合目、中1日での登板は貫禄の投球だった。
球種は直球とスライダーだけ。しかも「思ったところに半分もいかなかった」
という内容だったが、1イニング目の6回を1安打無失点に抑えると、7回
も無安打1死球で無失点に封じ込んだ。MAXは142キロ。まだ昨秋の状態には
遠いが、確実に前進していた。
ポストシーズンを戦う落合竜にとって、必要としているのは川上、山本昌、
チェン、吉見に続く“先発第5の男”。山井も本来の状態であれば候補の1
人なのだが、そんなに甘くはない。スタミナも必要なら、球種の精度を高め
る必要だってある。今季1軍は2試合のみ。ほぼ1シーズンのブランクは簡
単に埋められない。それでも、あえてこの選手の名前を出したい。それほど
に山井はポストシーズン男なのだ。日本シリーズ8イニングパーフェクト男
である。プロ7年間で17勝の投手がポストシーズンでは3試合で2勝、防御
率0.63。先発でなくたって、復活すれば最強のカードになる。
山井 「まあ、あした目が覚めてどうかというところはあります。
それからですね。やるべきことをやっていきたいですね」
翌日の状態がよければ中1日で楽天戦(西都)に登板する予定。その後、フ
ェニックス・リーグで実戦を重ねていけば…。CS第2ステージまであと2
週間、日本シリーズまで4週間もある。中継ぎにしろ、先発第5の男にしろ、
山井がいると思わせるだけでも他球団にとっては脅威になる。
◆中田「必死で投げたい」
CSでの“先発第5の男”を目指して虎視耽々と宮崎で調整しているのが
朝倉、中田の2人。右腕の血行障害からの復帰を目指している朝倉は8日の
西武戦(南郷)で先発予定。この日、2軍練習に合流した不振にあえぐ中田は
翌9日の楽天戦(西都)で先発する予定だ。
中田 「とにかく結果を出すことだけを考えたい。必死で投げます」
中田はフォームチェックに余念がなかった。昨年は朝倉が12勝、中田が14勝。
実績がある2人だけに教育リーグを復活へのステップにしたい。
◆上田、気分はコーチ
今季限りで引退した上田がコーチとしての“初陣”を飾った。2軍外野守
備走塁コーチとして内定している中、この日の湘南戦で一塁コーチとしてグ
ラウンドに立つと、走者にアドバイスを送っていた。
上田 「目の行き届かないところはあると思うけど、いろいろ勉強
していきたいですね」
まだ正式発表はないとあって背番号は現役時代の「35」のまま。練習ではノ
ックをするなど初々しい“コーチ”ははつらつと動いていた。
◆慰問
山内、赤坂が7日、フェニックス・リーグの湘南戦を終えると宮崎市内の
社会福祉法人カリタスの園(その)児童養護施設竹の寮を慰問した。質問コー
ナー、握手などで交流した。
【10月8日付け中日スポーツより引用】