08/03/16 鳴尾浜 　教育リーグ

◎朝倉初回３失点◎

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
中　　日	０	０	１	０	０	１	０	０	０	２
阪　　神	３	０	０	０	０	０	０	０	１	４

　　　　　（特別ルールにより９回裏まで実施)

［本塁打］高橋光(１回２点朝倉)

	安	二	三	本	振	球	犠	盗	併	残	失	暴	捕	ボ
中　　日	８	０	０	０	５	４	０	１	０	７	０	１	０	１
阪　　神	13	０	０	１	４	２	２	３	１	10	０	０	０	０

			打	安	二	三	本	点	打率
１	二	沢　井	３	０	０	０	０	０	.185
２	三指	森　岡	４	１	０	０	０	０	.125
３	中	上　田	３	２	０	０	０	１	.500
	中	中村一	１	０	０	０	０	０	.200
４	指	新　井	１	０	０	０	０	０	.375
	走三	堂上直	２	０	０	０	０	０	.227
５	左	中村公	３	２	０	０	０	０	.476
６	右	堂上剛	４	１	０	０	０	０	.300
	右	普久原	０	０	０	０	０	０	.000
７	一	福　田	４	１	０	０	０	０	.269
８	捕	田　中	３	１	０	０	０	１	.273
	捕	前　田	１	０	０	０	０	０	.167
９	遊	岩　崎	３	０	０	０	０	０	.172
計			32	８	０	０	０	２	.271
			打	安	二	三	本	点	打率

	回	安	失	暴	ボ	防御率
朝　倉	６	８	３	０	０	4.50
清水昭	２	３	０	０	０	0.00
斉　藤	１	２	１	０	０	2.08

【盗塁】岩崎

《相手投手》上園(３回)−正田(３回)−伊代野(１回)
　　　　　　−太陽(１回)−橋本健(１回)

【注】防御率は失点で計算しているので正確ではありません。

Ｄ先発・朝倉

　　開幕ローテーション入りが確実な朝倉が１軍から派遣されて先発。１回は
　いきなり３失点という乱調だったが、２回以降はきっちり修正して、６イニ
　ングを８安打３失点。 今春最長イニングで球数も114球を投げ、開幕へ向け
　て着実に課題を消化した。

　　まるで別人だった。立ち上がり、阪神２軍打線につかまった朝倉が変身す
　る。２回から凡ゴロの山を築く。

　　　朝倉　　　「(初回は)投げ急いでいました。向こうがガンガン打ってき
　　　　　　　　　ているところに乗っかってしまっていた。そこを修正しま
　　　　　　　　　した」

　２回から６回までは４安打、無四球無失点に封じた。

　　散々な１回だった。元同僚の高橋光に２ランを浴びるなど４安打、２四球、
　３失点。投げ急いだ朝倉は、普段は考えられないボークまで犯した。四苦八
　苦するうちに、この回だけで49球も投げた。

　　大乱調を自省。すぐ軌道修正した。

　　　朝倉　　　「ゴロアウトが多かったのはよかった」

　２回から６回までのアウト15個のうち、内野ゴロが10個。３分の２を占めた。

　　打たせて取る。いつもの朝倉らしい投球が息を吹き返すと、２回以降の５
　イニングで要した球数はわずか65。

　　　朝倉　　　「長いイニングを投げられたのが良かった。久しぶりに長い
　　　　　　　　　イニングを投げたけど、何も問題なかった」

　スタミナ面の不安要素もなくなった。公式戦でも起こり得る乱調。それをす
　ぐに修正し、６イニングを投げきったあたり、頼もしい。

　　新球の「速いスライダー」も完全習得の域が近づいた。前回、９日の楽天
　戦では意識的に多く投げた回もあった。今回は

　　　朝倉　　　「けっこう、多く投げましたね」

　普通に、球種の一つとして配球にちりばめた。

　　課題を一つずつ消化するように前に進む。その先に見えるのは広島との開
　幕カード。昨季の朝倉は対広島４連勝で終えている。広島戦の相性が良くな
　い先発が多いなか、唯一のコイキラー。開幕投手はエース川上が有力視され
　るが、開幕３連戦に朝倉が立つ可能性は高い。

Ｄ３番中堅・上田

　　ベテラン・上田が元気だ。先制の右前適時打など２安打。

　　　上田　　　「たまたまですよ」

　謙遜したが、15日の２軍戦でも二塁打を放ち、２日間で６打数３安打。中堅
　の守備では大飛球を背走しての好捕もあった。

　　　上田　　　「自分にできること、準備だけはしっかりやっておかないと」

　上田と森岡は出場機会を求めての２軍戦派遣で、週明けから１軍に再合流す
　る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　【３月17日付け中日スポーツより引用】