08/03/15 鳴尾浜  教育リーグ

◎山内、無失点継続◎

 
中  日
阪  神

[本塁打]庄 田   (4回2点小笠原)
     バルディリス(4回1点小笠原)

 
中  日
阪  神 10

 打率
二三  森 岡 .000
遊   岩 崎 .192
中   上 田 .333
  中   中村一 .211
一   新 井 .391
左   中村公 .444
右   堂上剛 .308
  走右  普久原 .000
指   福 田 .273
三   堂上直 .250
  二   沢 井 .208
捕   小 川 .500
  捕   前 田 .200
35 .274
 打率

  防御率
小笠原 6.00
山 内 0.00
高 橋 2.45
金 剛 0.00

【盗塁】中村公

《相手投手》鶴(5回)−横山(1回)−オヘイダ(2回)−小嶋(1回)

【注】防御率は失点で計算しているので正確ではありません。

D先発・小笠原

  1軍開幕時の先発ローテ入りが確実な小笠原が先発し、“曇りのち晴れ”
 の投球だった。6イニングを投げ、4回までに4失点。その後は修正し、5、
 6回は無失点。

  久しぶりの長い投球に、“中だるみ”が起こった。小笠原にとって今春最
 長となる6イニングを投げ、今春最多投球数だった103球。 そこに、落とし
 穴があった。

   小笠原  「5回、6回と投球は良くなったと思う。それに立ち上がり
         も良かった。ただ、真ん中(のイニング)ですね。そのあた
         りが課題になってくると思います」

  まさかの連続本塁打を浴びたのは4回。庄田に2ラン、バルディリスにソ
 ロと2連発を打たれて3失点。2回は死球と不運なテキサス安打が絡んで1
 失点。計8安打のうち6安打は2、4回に集中した。

  それでも、中盤に緩んだ制球は、ラストはきっちり締めた。5、6回は1
 安打無失点。右打者の内角を鋭く突き、打者・大和のバットをへし折る場面
 も。

   小笠原  「そこ(内角球)は、自分でもいい点だったと思う」

 右打者の懐を攻める投球には順調に磨きがかかっているようだ。前回登板8
 日の楽天戦は4イニング3安打無失点。投球回数を伸ばした今回は“中だる
 み”があったが、開幕へ着実にステップを踏んでいる。

D2番手・山内

  新人・山内が7回にリリーフ登板。1イニングを1安打1死球無失点に抑
 えた。鋭く曲がるカットボールだけでなく、速球も威力十分。

   山内   「きょうはカット、カット(の投球)ではなく、ストレートで
         三振も取れたし、ボール自体は良かったと思う」

 先頭打者・秀太は速球でバットをへし折り、野原は速球で三振に仕留めた。
 沖縄キャンプ後の1、2軍の実戦通算6イニング無失点。来週、1軍再招集
 の可能性が出てきた。

                 【3月16日付け中日スポーツより引用】