07/07/31 アグリあなん  四国アイランドリーグ交流戦

◎福田2ラン含む2打数2安打◎

 
中  日
四国選抜

[本塁打]春 田(9回1点小林)
     福 田(9回2点小林)
[勝 投]川 井
[敗 投]梶 本

 
中  日 12 10
四国選抜 10

 
遊   岩 崎
  打遊  鎌 田
右   沢 井
  打右  中村一
二   森 岡
一   渡 辺
中   上 田
三   柳 田
指   清水将
  打指  春 田
捕   小 川
  左   普久原
左   西 川
  打捕  福 田
35 12
 

 
川 井
清水昭
斉 藤
石 井

《相手投手》松尾(3回)−山隈(2回)−梶本(1回)−浦川(1回)
      −橋本(1回)−小林(1回)

D7番DH・清水将

  2点をリードされた中日は6回に「7番・指名打者」で出場した清水将の
 3点適時二塁打などで一挙5点を奪い逆転。9回には福田が、とどめのプロ
 初の2ランを放った。

  中日2軍がプロの貫録を見せつけた。2点を追う6回。森岡の適時二塁打
 で1点差に迫ると、2死満塁から清水将が走者一掃の逆転3点適時二塁打。
 さらに小川が中前適時打。一挙5点を奪うビッグイニングとなった。

  試合の流れを変えたプロ11年目のベテラン清水将は、

   清水将  「出たからには負けたくなかった。甘い球を逃さずに打てた
         ことがよかった。前の打席は打っても(ファウルで)前に飛
         ばなかったしね。とにかくよかった」

  30日は徳島インディゴソックスとの交流戦で、わずか4安打1得点に抑え
 られたが、この試合では計12安打8得点と打線が爆発。

D9番代打→捕手・福田

  9回には、新人の福田がプロ初となる2点本塁打を左中間芝生席へ突き刺
 した。7回にはウエスタン公式戦、練習試合を含めてプロ初安打を左前へ放
 っていた。

   福田   「めちゃ手応えありました。初ヒットも出て気持ちが楽にな
         りました。真っすぐを思い切って、タイミングよく振れま
         した」

 守っては6回からマスクをかぶり3投手計4イニングを無失点リード。どの
 選手もプロの意地を見せ、首脳陣に猛アピールした。

  辻2軍監督は試合後、新人・福田の投打の成長に目を細めた。

   辻2軍監督「見事なホームランだった。新しい芽が出てきたのでこれか
         らが楽しみ。キャッチャーとしていけるというところも見
         せてくれたしね。公式戦でも使える」

※中里、左ひじ骨折していた

  中里が21日の練習中に左ひじとう骨を骨折し、全治1カ月のけがをしてい
 たことが31日までに分かった。

  中里はナゴヤ球場でバランスボールを使ったトレーニングをしてる際に誤
 って滑り落ち、骨折したもよう。26日に名古屋市内の病院で手術を受けた。
 30日に退院し、この日からナゴヤ球場で行われている2軍残留組練習に参加。
 グラウンドには姿を見せず、トレーニングルームで別メニューをこなした。

   中里   「今後は左手のギプスが取れ次第、キャッチボールなどを再
         開したい。1カ月程度で通常練習に復帰できると思います」

  今季はシーズン途中に中継ぎから先発に転向し、2軍戦ながら6月23日の
 ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)ではプロ初完封を記録するなど、投手陣の台所
 事情が苦しくなる後半戦からの活躍が期待されていた。この故障で今季中の
 1軍での登板が厳しくなった。

                 【8月1日付け中日スポーツより引用】