07/03/03 神戸サブ
教育リーグ
◎14安打９点で快勝◎
| |
１ |
２ |
３ |
４ |
５ |
６ |
７ |
８ |
９ |
計 |
| 中 日 |
０ |
１ |
５ |
２ |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
９ |
| サーパス |
０ |
０ |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
１ |
１ |
３ |
［本塁打］中村紀(３回４点光原)
［勝 投］金 剛
［敗 投］光 原
| |
安 |
二 |
三 |
本 |
振 |
球 |
犠 |
盗 |
併 |
残 |
失 |
暴 |
捕 |
ボ |
| 中 日 |
14 |
６ |
０ |
１ |
９ |
５ |
０ |
２ |
３ |
？ |
０ |
０ |
０ |
２ |
| サーパス |
12 |
２ |
０ |
０ |
４ |
２ |
０ |
１ |
２ |
？ |
２ |
０ |
１ |
０ |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 打率 |
| １ |
二 |
沢 井 |
４ |
２ |
１ |
０ |
０ |
０ |
.500 |
| ２ |
遊 |
鎌 田 |
３ |
３ |
１ |
０ |
０ |
１ |
1.00 |
| |
遊 |
柳 田 |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.250 |
| |
走遊 |
竹 下 |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.200 |
| ３ |
左 |
中村公 |
４ |
３ |
１ |
０ |
０ |
２ |
.571 |
| |
走左 |
堂上剛 |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.500 |
| ４ |
三 |
堂上直 |
５ |
２ |
１ |
０ |
０ |
０ |
.333 |
| ５ |
一 |
中村紀 |
４ |
１ |
０ |
０ |
１ |
４ |
.333 |
| |
一 |
新 井 |
１ |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.500 |
| ６ |
右 |
上 田 |
３ |
２ |
２ |
０ |
０ |
２ |
.286 |
| |
右 |
藤 井 |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.000 |
| ７ |
中 |
平 田 |
５ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.111 |
| ８ |
捕 |
田 中 |
３ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.000 |
| |
捕 |
前 田 |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.200 |
| ９ |
指 |
春 田 |
３ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.000 |
| |
打指 |
森 岡 |
２ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.000 |
| 計 |
40 |
14 |
６ |
０ |
１ |
９ |
.289 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 打率 |
| |
回 |
安 |
失 |
暴 |
ボ |
防御率 |
| 樋 口 |
３ |
２ |
１ |
０ |
０ |
3.00 |
| 金 剛 |
２ |
２ |
０ |
０ |
０ |
0.00 |
| 石 川 |
２ |
３ |
０ |
０ |
１ |
0.00 |
| 加 藤 |
１ |
３ |
１ |
０ |
０ |
9.00 |
| Ｅラミ |
１ |
２ |
１ |
０ |
１ |
9.00 |
【盗塁】沢井、藤井
《相手投手》光原(５回)−山本(２回)−松村(２回)
【注】防御率は失点で計算しているので正確ではありません。
ＥラミはＥ・ラミレス
Ｄ１番二塁・沢井、２番遊撃・鎌田
１軍のオープン戦に出場していた沢井と鎌田が、教育リーグに“１日合流”
した。３日にオープン戦がないためで、２人ともそろって先発出場した。沢
井は４打数２安打１盗塁、鎌田は３打数３安打と成長をアピール。
鎌田 「結果が出てよかったです。また名古屋で頑張ります」
２人は４日に再び１軍に合流し、オープン戦、ロッテ戦(ナゴヤドーム)を戦
う。
Ｄ２番遊撃(途中出場)・柳田
柳田が８回の打席で松村から右手首に死球を受け途中退場。試合中に病院
に向かった。
Ｄ３番左翼・中村公
３番に入った中村公が３安打２打点。４回にはあと一歩でスタンドインと
なる中越え二塁打を放った。
中村公 「(スタンドまで)いったと思ったんですけど、パワーが足り
なかった。でもこれまでやってきた成果がでています」
兵庫・明石市の実家から両親が観戦に訪れた中で大活躍を収めた。
Ｄ４番三塁・堂上直
４番のバットからヒットが止まらない。堂上直が２安打を放ち、沖縄での
オープン戦、横浜戦(宜野湾)から３試合連続安打をマークした。
堂上直 「前よりは変化球に対応できるようになりました。 連続(試
合)安打を狙っていきたいですね」
３回１死一、二塁では追い込まれてから光原のスライダーを右前に流し打ち。
直後の中村紀の満塁弾につなげた。沖縄での実戦では変化球に苦しめられた
が、進化を見せた。
この日はオープン戦から含めて初めて三塁手で先発しフル出場。７回の唯
一の守備機会も難なくこなした。
堂上直 「セ・リーグなので守備ができないとだめ。これからもしっ
かり練習していきます」
これまでは守備面を考慮され、指名打者での起用が続いたが、自身の意識は
しっかり１軍に向いている。
Ｄ５番一塁・中村紀
中村紀が、ドラゴンズ１号となる満塁本塁打を放った。この日は４打数１
安打。初めて入った一塁の守備も軽快にこなし、あらためて存在感をアピー
ルした。
邪魔さえなければ、どこまででも飛んでいくかのようだった。３回１死満
塁、中村紀が光原の速球を豪快にフルスイング。打った瞬間、それと分かる
打球は勢いを落とすことなく、左翼フェンス奥の防球ネット約30メートルの
高さに突き刺さった。
デビュー２試合目での１号は、推定140メートルのグランドスラム。 やは
り役者が違う。
中村紀 「体がうまく反応しました。(打球が)飛ぶということが分か
った。次につながると思います」
キャンプインの遅れで不安もあったが、手応えを深めるには十分な当たりだ
った。
２日の試合後、兵庫県芦屋市の自宅に戻ると、赤飯が炊かれていた。
中村紀 「少し遅れたけど家族とお祝いをしました」
この日、その浩子夫人と３人のまな娘が、中村紀の両親とともに応援にきた。
浩子夫人 「ユニホームを着て野球できるというのがありがたいです」
浩子夫人は感慨深そうにグラウンドを見つめていた。
家族の球場到着は本塁打を放った後だったが、３月３日のひな祭りに父が
ホームランのプレゼントをした。
中村紀 「ボールは家に飾っておきます。『中日１号』ですからね」
中村紀にとっても大切な思い出となった。
支配下登録へ向け、なりふり構ってはいられない。この日、日本での公式
戦では99年９月９日、ロッテ戦(千葉)以来となる一塁をグラブでも、借り物
でもない自分のファーストミットで守った。５回に飛んできた柴田の打球は
デコボコのグラウンドに弾んだが、逆シングルで難なくキャッチ。
中村紀 「どこでも守れるというところも見せないといけませんから。
少しでも(ポジションに)すき間があれば入っていけるよう
にしておきます」
受けた恩は必ず忘れない男。中日入団が決まった２月25日、近鉄入団時の
恩師である故・仰木彬氏の夫人・征子さんに電話で中日入りの報告をした。
仰木氏が監督業を全うした神戸の地で、恩返しの一発。チームメートにろく
なあいさつができぬままに別れになってしまったオリックスとも、これでケ
ジメをつけた。
Ｄ８番捕手・田中
田中が初めて先発マスクをかぶった。バットでは３打数無安打だったが、
リード面では交代するまでの６イニングを１失点に抑えた。
田中 「楽しかったです。でもきょうはスタメンで出られたという
だけです」
キャンプで右肩を痛めて出遅れた分もこれから取り戻す。
Ｄ先発・樋口
先発した樋口は、３イニング２安打１失点とまずまずの投球を見せた。
樋口 「ボールが少し高かった。やっぱりコントロールです。上の
方にいけばあれではだめですね」
キャンプ序盤は主力投手とともに北谷組で練習を積み、制球に課題を持った。
勝負の３年目、生き残りをかけて必死に修正する。
【３月４日付け中日スポーツより引用】
