22/04/10 ナゴヤ 練習試合  ソフトバンク3軍

◎福元3安打、鵜飼、石川昂、京田、石垣2安打◎

 
ソフトB
中  日

[本塁打]鵜 飼(1回2点大城)

 
ソフトB
中  日 18 11

 
遊   京 田
  二   溝 脇
  走   高 松
  三   石川昂
中   岡 林
  左   Aマル
指   福 留
  打指  福 元
左   鵜 飼
  左中  三 好
三   石川昂
  走二  高 松
一   郡 司
  一   山 下
右   根 尾
二遊  石 垣
捕   木 下
  走捕   桂 
  捕   石 橋
40 18
 

 
松 葉 10
松 田
石 森
松木平
橋 本
佐 藤

《相手投手》大城(4回)−桑原(2回)−佐藤(2回)

ソフトB
遊  小 林(松葉)
右安
  三ゴ  投ゴ    三ゴ  
二  藤 野捕犠    (松田)
右飛
  (松木平)
三振
      
 打  佐久間                (佐藤)
三振
捕  石 塚左飛    死球  二飛      
 捕  加 藤                遊ゴ
一  黒 瀬右飛    四球  遊ゴ    三邪
指  居 谷  右飛  四球    中飛    
三  伊 藤  遊ゴ  右犠    中安    
左  シモン  三振  三振    一併    
右  舟 越    中安  (石森)
三振
    (橋本)
三ゴ
  
中  早 真    捕犠  中飛    二ゴ  
中  日
遊  京 田(大城)
左安
中安              
 二  溝 脇      三安  投ゴ死球    
 走  高 松                  
 三  石川昂                  
中  岡 林右飛二ゴ  中安          
 左  Aマル          右安三ゴ    
指  福 留三振  三振            
 打指 福 元      中安  中安  中安  
左  鵜 飼左本  中安            
 左中 三 好      二ゴ  遊ゴ  左安  
三  石川昂四球  四球  (桑原)
中2
  (佐藤)
左3
    
 走二 高 松              中飛  
一  郡 司左飛  右飛  遊ゴ        
 一  山 下            三振三ゴ  
右  根 尾  三振二ゴ  左安  一ゴ二ゴ  
二遊 石 垣  三振  中2右飛  右安    
捕  木 下  右安              
 走捕  桂       右飛          
 捕  石 橋        中併  左安    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
    7回溝脇が頭部死球を受け、特別ルールにより高松が2度目の代走
    一度代走と交代した石川昂が打順を変えて再度三塁守備に就く
[得点経過]
1回 先頭京田が左前打
2死後、鵜飼の左越え2ランで先制
4回 先頭石垣が中越え二塁打、桂の右飛で三塁へ
溝脇の三塁適時内野安打で1点
5回 先頭石川昂が左中間二塁打
1死後、根尾が三塁頭上を越える適時打
石垣の右飛が落球となって二、三塁に
石橋の中飛で二走石垣は三塁アウトで併殺も
三走根尾の生還は認められこの回2点目
6回 1死、アリエル右前、福元中前で一、三塁に
福元二盗で挟殺間にアリエル生還
7回 先頭の石川昂が左翼フェンス直撃三塁打
1死後、根尾の一ゴロで代走高松は本塁死
根尾は二塁に進み、石垣右前打で一、三塁
石橋が左前適時打
8回 先頭福元中前、三好左前に連打
高松の中飛で外野からの返球乱れ福元生還
[失点経過]
4回 松田が登板、死球、四球、暴投、四球で満塁に
犠飛を打たれ失点

D3番代打→DH・福元

  4回2死一塁から代打で途中出場すると、大城の123キロ変化球をとらえ
 中前打を放った。続く打席でも中前打2本を放ち、3打数3安打で猛打賞と
 なった。

   立浪監督 「福元を上げます。振れるし思い切りがいい。まだまだよく
         なると思います。ファームの選手も結果を出したり頑張っ
         ていたら1軍に上がれるんだというモチベーションを上げ
         てあげないと」

   福元   「2軍でやってきたことを1軍でも出せるようにしたい」

D4番左翼・鵜飼

  初回2死一塁、ソフトバンク先発の育成左腕・大城の3球目の内角の変化
 球をジャストミート。高い弾道で左翼後方の防球ネット中段に当たる先制&
 決勝2ラン

   鵜飼   「ステップだけを、意識してやりました。リズムをつくって。
         新感覚でした」

  9日は4打数無安打。一夜明けて、打撃フォームが一変していた。体重を
 左足に乗せてから軸足の右へ。その結果、上げた左脚にぶつかるほどだった
 バットのグリップを上下する動きは、最小限になった。

  きっかけは、試合前の立浪監督の対面レッスンだった。

   立浪監督 「良い打者は間がある。左を踏んでから右に(体重を)のせれ
         ば、攻めていける軸足になる。『継続してやらなあかん』
         とミーティングで言いました」

  3回の第2打席は直球に差し込まれることなく中前打。勢いに乗って“プ
 ロ初盗塁”もマークした。

   鵜飼   「ステップはきょうのが一番合う。固めていくべきだと思い
         ます」

  公式戦は5試合連続無安打中。前カードのヤクルト3連戦(神宮)は、全て
 ベンチスタートだった。

   鵜飼   「自分では疲れは感じてないつもりだったんですけど、スイ
         ング的にも動き的にも首脳陣に言われたので…」

 9日の試合後はただ一人、大西外野守備走塁コーチのノックを受けて内野を
 駆け回り、下半身を鍛えまくった。

   鵜飼   「勝ち越して貯金をつくっていけたら。次の3連戦は大事に
         なると思うので、頑張ります」

D5番三塁・石川昂

  2本の長打を放った。

   石川昂  「徐々にですけど、タイミングをゆっくり取れるようになっ
         てきた」

  5回先頭の第3打席では141キロの直球を振り抜き左中間を破る二塁打。
 続く7回の第4打席は1ボールから140キロの直球を強振。高々と舞い上が
 った打球はワンバウンドで左翼フェンスに当たると、打球処理がもたつく間
 に一気に三塁を陥れた。

  ここまで放った2本の本塁打は直球を振り抜き、左翼席に運んだ。この日
 の2本の長打も直球を捉えたものと成長の跡は見える。

   石川昂  「低めはボールとの距離が取れるから打てるけど、ベルトよ
         り高いボールにはまだ差し込まれてしまう」

 打撃練習でも高めのボールには打ち損じる場面が目立つ。

   石川昂  「バットの出し方やボールを待つ形、やることはたくさんあ
         る」

  この日、ロッテ・佐々木朗希が28年ぶりの完全試合を達成。同学年で高校
 日本代表としてともにプレーした石川昂には、その剛速球が脳裏に焼きつい
 ている。

   石川昂  「高校生で160キロですからね。めちゃくちゃ速かったです
         よ」

   石川昂  「(高校時代は)普通に考えたら速すぎて打てないですよ。で
         も今は打たなきゃいけない。そのために努力します」

D8番二塁→遊撃・石垣

  マルチ安打。4回先頭の第2打席では中越え二塁打を放ち、1死後に溝脇
 の適時内野安打で3点目のホームを踏んだ。それでも、第1打席の三振を課
 題に挙げて

   石垣   「1軍では1球が大事になる。ミスショットや空振りは駄目。
         2安打しても反省が多いです」

                 【4月11日付け中日スポーツより引用】