20/03/14 タマスタ筑後  練習試合

◎吉見6回5安打無失点◎

 
中  日
ソフトB

 
中  日
ソフトB

 打率長打率出塁率
二   高 松 .346 .423 .370
  三   石川昂 .500 .500 .500
中   岡 林 .238 .238 .227
右   滝 野 .172 .276 .200
三二  石 垣 .269 .385 .296
一   石 岡 .214 .357 .294
遊   三ツ俣 .188 .375 .350
左   伊藤康 .150 .250 .227
捕    桂  .222 .333 .300
指   大野奨 .167 .250 .214
32 .253 .350 .302
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
吉 見 22 0.00 4.50
浜田達 0.00 6.00
鈴木翔 3.86 3.86
マルク 0.00 21.00

【失策】三ツ俣、石川昂

《相手投手》杉山(3回)−野沢(2回)−笠谷(2回)−渡辺健(2回)

【注】打率、防御率等は教育リーグからの通算で計算しています。
   自責点は推定です。

中  日
二  高 松(杉山)
遊直
三振    投ゴ  遊ゴ    
 三  石川昂                左安
中  岡 林三振中安    中飛  三ゴ  一ゴ
右  滝 野三振中飛    二ゴ    (渡辺健)
一直
  
三二 石 垣  四球左飛    (笠谷)
中安
  中3  
一  石 岡  四球三ゴ    三ゴ  中犠  
遊  三ツ俣  三安二ゴ    遊ゴ  二ゴ  
左  伊藤康  四球  (野沢)
遊ゴ
  二ゴ    一ゴ
捕   桂   左2  三振    左安  四球
指  大野奨  右犠  中飛    二ゴ  三振
ソフトB
左  谷川原(吉見)
一ゴ
  右飛  三振    三併  
指  西 田[遊ゴ]  遊併    三振      
 打指 荒 木                (マルク)
三振
中  柳 田四球    二ゴ          
 二  中村宜          中安    三振
一  内 川左飛    左安          
 二  伊 藤          遊飛    左飛
右  田 城三振    二ゴ    (浜田達)
[三ゴ]
    
二  川 瀬  左安  二ゴ    三振    
三  野 村  三併    中飛  三ゴ    
遊  古 沢  三ゴ    右安    (鈴木翔)
右安
  
捕  堀 内    中安  中飛        
 打捕 石 塚              四球  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
2回 先頭から石垣、石岡が連続で四球を選び
三ツ俣の三塁強襲適時打で先制
さらに伊藤康も四球で満塁とし
桂が走者一掃の左二塁打、送球間に三塁へ
続く大野奨が右犠飛でこの回5点
8回 1死から石垣が右中間三塁打
続く石岡が中犠飛


D1番二塁・高松

  試合前に腰の張りを訴えた高松が7回にプロ初の三盗を決めた。その裏、
 大事をとって交代したが

   高松   「腰は大丈夫です。走れるときは、これからも挑戦したい」

  4回には、13日に内野安打とされた柳田の二ゴロを素早く処理し、一塁で
 刺した。

   仁村監督 「15日からも出場してもらわないといけないので代えた。大
         丈夫です」

D1番三塁(途中出場)・石川昂

  6−0の9回2死一塁、ソフトバンクの育成左腕・渡辺健の3ボール1ス
 トライクからの外角へのチェンジアップを左前に運んだ。

   石川昂  「いい感じで力が抜けていました。ストレートを狙っていた
         んですけど、球速差がそんなになかったので打てました」

  チームにアクシデントが重なり、思わぬ出場機会が巡ってきた。試合前に
 高松が軽い腰の張りを訴え、5回には滝野が自打球を当て打席でうずくまっ
 た。その瞬間、ベンチで「動いておけ」と指示された。

  高松が大事をとってベンチに下がった7回から石川昂が三塁を守った。9
 回も三者凡退なら打席はなかった。

   石川昂  「正直、(17日からの2軍練習試合の)広島戦から出ると思っ
         ていた。回ってこない打順で守備についたんですが…。打
         てたのでOKです。ワンスイングで安打にできたのでよか
         った」

  試合前の打撃練習から絶好調だった。マシンと波留2軍打撃コーチの投球
 を合わせ5本の柵越え。前日にあいさつしたばかりのソフトバンク・柳田か
 らはバットをもらった。

   石川昂  「どういうバットを使っているかなあと思ってお願いした。
         意外と軽くてヘッドが利いていました」

  守備では出場直後の7回、いきなり先頭打者のボテボテの当たりをトンネ
 ルし、プロ初失策。それでも1死後の三ゴロを慎重にさばき、8回1死一塁
 では三ゴロ併殺打を完成させた。

   石川昂  「(失策は)迷いましたね。同じミスをしてはいけないなと思
         って。いっぱい飛んできて、どんどん来いという感じです」

   仁村監督 「すごいよね。(打つまで)4球見ただけでコンタクトできて
         いた。コーチもトレーナーも、みんな大丈夫だと言うから
         出したんだ」

   渡辺コーチ「(石川昂が初失策)左打者がフルスイングした難しい打球。
         いきなり来たら難しい。前に出た方が良かったと助言した。
         でも、あの後の打球は落ち着いて処理していたねえ」

D4番三塁→二塁・石垣

  8回に右中間へ三塁打を放った。持ち前の長打力を発揮し

   石垣   「チェンジアップを狙っていました。感じが良かった。徐々
         に良くなっています」

 6回の中前打を合わせたマルチ安打に

   石垣   「間合いの取り方や投球の捉え方を工夫している。試合の中
         でできたのはよかった」

D先発・吉見

  内外角の低めへの投球が桂のミットに吸い込まれ、8個のゴロアウトに打
 ち取った。

   吉見   「力では通用しないので。相手がどこであれ、場所がどこで
         あれ、結果を出し続けるしかない。ゲームをしっかりつく
         るのがきょうのテーマだったので、できたかなと思います」

  開幕日が確定せず、例年よりも調整が難しい。

   吉見   「もともと投げる予定だった。コーチに打診されたので投げ
         ることにしました。次がどうなるか、分からなくなるので」

   浅尾コーチ「工夫を重ねて投球フォームも良くなっている。もう少し暖
         かくなると、もっと良くなりますよ」

   仁村監督 「すーっと力を加減して投げ、余裕も見られた。こういう投
         球を1軍でもしてくれたら」

                 【3月15日付け中日スポーツより引用】