小山“宣フォーム”手応え
<2003年7月24日付け「中日スポーツ」より引用>
プロ7年目の右腕、小山が1軍再昇格に向けて懸命に汗を流している。21
日のウ・リーグ、ダイエー戦。9回1死一、三塁で緊急登板し、後続を打ち
取ってチームに勝利を呼び込んだ。
小山 「投げる予定はないと言われていただけに、余分なことは考
えず、(ゲームに)人っていったのが良かった」
4月中旬に1軍登録されたものの、同26日のヤクルト戦では屈辱的な13失
点。すぐに2軍落ちした。その後は2軍戦で投げるが、安定感を欠き、右ひ
じ痛にも襲われて戦線離脱を余儀なくされた。
落ち込んだこともあったが「このままでは終われない」と思い直し、6月
上旬に復帰。力が入り過ぎるフォームを修正するため、やや前かがみになる
宣銅烈研修コーチのセットポジションを取り入れた。 武器の140キロ台後半
の速球は切れを増し、復帰後は8試合で3セーブ。まずまずの投球をみせて
いる。
小山 「自然体でいって、いい結果も残しています。今は力を入れ
過ぎないように、素直な形で投げることだけを考えていま
す」