川崎、正津VS桜井、瀬間仲−ナゴヤ球場の空の下…“豪華競演”
           <2003年3月28日付け「中日スポーツ」より引用>


 27日、ナゴヤ球場で“豪華競演”が実現した。打撃投手を務めるのは川崎
と正津両投手。迎え打つのはルーキーの桜井と瀬間仲の両選手。

 川崎は16日以来、4度目の打撃投手。正津は遠征から居残って投げ込みの
一環で登板した。防御用ネットはなし。1球、1球受け取って投げ、桜井、
瀬間仲が交互に打席に入って3アウトで交代で両投手も交代でマウンドに立
ち、より試合に近い形式を取った。

 川崎は66球を投げ、桜井に本塁打を含む3安打を打たれたが、瀬間仲はノ
ーヒットに抑え込んだ。

  川崎   「確実に階段は上がっています。このまま順調にいけば試合
        のことも考えられる」

 一方の正津は56球を投げて桜井に1安打、瀬間仲に2安打を許した。

  正津   「球数が増えた最後の方はしっくり投げられた。これを続け
        たい」

 調整の順調さを強調していた。

 右肩を痛めていた桜井と左足首を痛めていた瀬間仲は状態も良くなり、2、
3日前からフリー打撃を再開するまで回復。

  桜井   「(本塁打は)たまたまです。良い経験になりました」
  瀬間仲  「久しぶりでしたが思い切って振れました」

 久々の青空の下でいい汗をかいていた。