10/08/10 鳴尾浜  阪神16回戦(対阪神5勝9敗2分)

◎新井1号ソロ◎

 
中  日
阪  神

[本塁打]新 井1号(2回1点蕭一傑)
[勝 投]川 井  (11試合1勝4敗)
[セーブ]金 剛  (30試合0勝3敗11セ)
[敗 投]蕭一傑  (12試合2勝2敗)

 
中  日
阪  神

 打率長打率出塁率
遊    谷  .293 .455 .327
二   岩崎恭 .258 .321 .374
左   中 川 .277 .400 .341
一   中田亮 .268 .412 .330
  三   柳 田 .289 .364 .372
三一  新 井 .207 .268 .293
右   セサル .245 .306 .362
  右   松井佑 .310 .429 .326
中   藤 井 .250 .303 .324
  中   中 村 .245 .344 .296
捕   田 中 .245 .283 .339
投   川 井 .214 .214 .214
  投   矢 地 - - -
  打   沢 井 .291 .327 .363
  投   金 剛 - - -
31 .267 .362 .333
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
川 井 118 30 3.15 5.55
矢 地 17 1.19 5.93
金 剛 17 2.90 8.71

《相手投手》蕭一傑(6回)−金村暁(1回)−筒井(2回)

中  日
遊   谷 (蕭一傑)
左2
  左2  右飛  (金村暁)
三ゴ
  三振
二  岩崎恭三犠  投犠  二ゴ  右安    
左  中 川三振  三振    遊ゴ左安    
一  中田亮左邪    右安  右安二併    
 三  柳 田                  
三一 新 井  左本  一ゴ  中飛  (筒井)
中飛
  
右  セサル  三振  四球  四球      
 右  松井佑              右飛  
中  藤 井  左飛  左安  四球  三振  
 中  中 村                  
捕  田 中  四球  三ゴ  左安    三振
投  川 井  二ゴ    二ゴ遊ゴ      
 投  矢 地                  
 打  沢 井                三振
 投  金 剛                  
阪  神
二  上 本(川井)
三振
三振    三振  遊ゴ    
 打  岡 崎                遊ゴ
右  柴 田中安  三ゴ  二安        
 打  高橋光            二ゴ    
 投  筒 井                  
遊   坂 左飛  中安  三振  二ゴ    
捕  橋 本右2  投併    三振      
 打右 田 上              (矢地)
三振
  
三一 野原将中飛    三振  左2  三振  
一  森 田  遊ゴ  一ゴ          
 打一 田 中          投ゴ      
 打  大 城              左飛  
 捕  清 水                  
中  甲 斐  四球  遊ゴ  二ゴ      
 打  庄 田                (金剛)
遊飛
左  野原佑  右安    右安  四球  左飛
投  蕭一傑  投犠    三犠        
 投  金村暁                  
 打右三水 田            左安    
 打  葛 城                四球
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D5番三塁→一塁・新井

  新井が「5番・三塁手」で先発出場。2回に同点となるソロ本塁打を放ち、
 1軍再昇格をアピールした。

  乾いた打球音が鳴尾浜球場に響いた。1点を先制された直後の2回。先頭
 で打席に入った新井は、阪神先発・蕭の投じた4球目、スライダーをフルス
 イング。打球は弾丸ライナーとなって、右翼フェンス奥に張られているネッ
 トに当たった。

  6月9日の楽天との交流歌(Kスタ宮城)で、永井からバックスクリーンへ
 飛び込むプロ初本塁打を放って以来の一撃。今回は2軍戦だが、当たり自体
 には満足の様子。

   新井   「感触はバッチリでした。相手の失投(真ん中スライダー)を
         逃さずに、しっかりと振ることができました」

 笑顔をのぞかせた。

  続く3打席はいずれも凡打に終わったものの、第3、4打席は中堅への大
 飛球。逆風がなければ、フェンスを越えていたかもしれない。

   新井   「もう2つは一振りでとらえることができたので、あしたも
         変えずにこのままいきたい」

  今季は2年連続で開幕1軍をつかんだものの、4月14日に続き、7月11日
 に2度目の出場選手登録抹消。以降、打撃改造に着手している。試行錯誤を
 続け、現在は下半身始動の打撃に取り組み、ようやく成果が形になって表れ
 た。

  試合前には甲子園に出場する母校・広陵高(広島)のナインが球場に訪れ、
 顔を合せた。

   新井   「話はできなかったけど、お互いに頑張れればいいですね」

 後輩たちの熱視線を力にし、先輩は1軍再昇格に向けてアピールした。

D8番捕手・田中

  6回2死満塁で勝ち越しの2点適時打

   田中   「何とかいいところで打てました。また打てるようにしっか
         り練習していきたい」

D先発・川井

  1軍再昇格を目指す川井が、6月28日に出場選手登録抹消後、4試合目の
 先発。7イニングで8安打を許したが、要所を締めて2失点。5月24日の1
 軍・楽天戦(ナゴヤドーム)に続く“今季の2勝目”を手にした。

   川井   「1回に先制点を与えたことは反省しないといけない。また
         次頑張りたいと思います」

 2軍降格後、先発した4試合はいずれも6イニング以上を投げ、失点は2以
 下。安定感あるピッチングを続けている。

                 【8月11日付け中日スポーツより引用】