10/06/13 ナゴヤ  オリックス14回戦(対オリックス6勝6敗2分)

◎小熊 緊急登板3回無失点◎

 
オリックス
中   日

 
オリックス
中   日 12

 打率長打率出塁率
三一  柳 田 .308 .400 .397
遊   岩崎恭 .247 .318 .370
一   中田亮 .240 .380 .269
  打左  小林高 .105 .105 .105
右   松井佑 .393 .571 .414
二三  堂上直 .275 .392 .336
中   中 村 .267 .362 .319
  投   河 原 - - -
  捕   前 田 .200 .255 .328
  走   吉 田 .412 .706 .444
  捕   小 田 .278 .444 .350
左   井 藤 .000 .000 .000
  打二  沢 井 .282 .329 .347
捕   松井雅 .182 .273 .250
  打   田 中 .257 .314 .357
  投   小林正 - - -
  投   鈴 木 - - -
  打   西 川 .333 .378 .444
  投   金 剛 - - -
投   山本昌 .000 .000 .000
  投   小 熊 - - -
  打   赤 田 .200 .200 .200
  投   高 島 .250 .250 .400
  中   加 藤 .182 .182 .250
34 .276 .383 .341
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山本昌  0/3 9.00 2.25
小 熊 54 13 8.22 4.70
高 島 33 12 2.02 7.07
河 原 16 8.44 5.06
小林正  1/3 6.35 4.76
鈴 木  2/3 0.00 5.87
金 剛 13 2.84 10.42

《相手投手》西(6回)−前田祐(2/3回)−吉野(1/3回)
      −西川(1回)−光原(1回)

オリックス
二三 一 輝(小熊)
右飛
  左安  四球  左2    
一  高 島左飛  一犠  二併  三振    
遊  バイナム遊安  中飛  二直    (小林正)
遊飛
  
 遊  金子圭                  
三  ラロッカ三ゴ  一邪    中安  (鈴木)
三振
  
 二  柴 田                  
中右 赤 田  中安  (高島)
左安
  三振  中飛  
左  浜 中  左飛  中安  左飛    (金剛)
遊安
右  丹 羽  左安  一犠  三振    投犠
 捕  伊 藤                  
捕  横 山  三振  三振    (河原)
遊邪
    
 打中 由 田                三振
投   西   三振  二ゴ          
 打  大 村            左飛    
 投  前田祐                  
 投  吉 野                  
 投  西 川                  
 打  土 井                二ゴ
 投  光 原                  
中   日
三一 柳 田(西)
三ゴ
  右安  遊ゴ  四球  (光原)
二ゴ
遊  岩崎恭遊ゴ  左飛  三振  四球  三振
一  中田亮遊飛    左飛  中飛      
 打左 小林高            (吉野)
遊ゴ
  右飛
右  松井佑  三ゴ  中安  左2  (西川)
三振
  
二三 堂上直  左2  右安  三ゴ  三ゴ  
中  中 村  投ゴ  四球  三振      
 投  河 原                  
 捕  前 田              左安  
 走  吉 田                  
 捕  小 田                  
左  井 藤  三振  三振          
 打二 沢 井            (前田祐)
左安
死球  
捕  松井雅    左飛三振          
 打  田 中            捕犠    
 投  小林正                  
 投  鈴 木                  
 打  西 川              [三ゴ]  
 投  金 剛                  
投  山本昌                  
 投  小 熊                  
 打  赤 田    三振            
 投  高 島        三振        
 中  加 藤            投ゴ中飛  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D先発・山本昌

  左肩肩甲骨付近の張りから2軍で調整を続けてきた山本昌が先発したが、
 1球投げたところで左足首に違和感を訴えて緊急降板した。試合は急きょリ
 リーフした小熊ら6投手が無失点に抑えたが、打線が再三の好機をつぶして、
 0−0で引き分けた。

  プロ27年目の1軍登板を目指して、さっそうと2軍のマウンドに上がった
 山本昌だが、プレーボール直後、思いも寄らないアクシデントが待っていた。
 一輝への初球、真ん中低めにストレートが決まった時だ。捕手からのボール
 を受け取った山本昌は球審にタイムを要求して左手を挙げる。苦笑いを浮か
 べながら左足首を押さえると、トレーナーの手を借りることなく、足を引き
 ずるようにして三塁ベンチへ引き揚げていった。トレーナー陣が患部の様子
 を見て回復を試みたが、3分後には交代を告げられた。

   川相監督 「あんなことになるとは思ってもみなかった。まさに1球だ
         からね。足首がおかしくなったんじゃないかな?」

 川相2軍監督は突然の故障発生に顔をしかめた。

  故障の詳細は球団の方針で明らかにされなかったが、山本昌は試合途中で
 球場を後にした。関係者の話では足首がピリッときたそうで、今後の見通し
 は立たないという。

  2月のキャンプ終盤に左肩肩甲骨付近に張りを訴え、慎重にリハビリを続
 けて復活のマウンドを夢見てきただけに、山本昌のショックは計り知れない
 ことだろう。

D2番手・小熊

  山本昌の緊急降板で急きょリリーフして、3イニングを無失点

   小熊   Γ行けと言われて落ち着いて投げるよう心掛けてマウンドに
         行きました。調子は普通だったけど、落ち着いて自分では
         最も長いイニング投げられたので、自信になったと思いま
         す」

D4番右翼・松井佑

  2試合連続で4番に座ったルーキーの松井佑が6回、左翼フェンス直撃の
 二塁打を含む2安打、この3連戦すべてマルチ安打(2安打)で1軍復帰をア
 ピールした。

   松井佑  「バッティングの調子はいいんですが、チームが勝たないと
         喜んでいられません。きょうでも8回、先頭打者でどうし
         ても塁に出なきゃいけない時に打たないと…」

 空振り三振に終わった打席を悔やんだ。

  5日に2軍落ちしたのは、外野守備で打球を追うスピードをつけるため。
 上田外野守備コーチの猛ノックを受ける日々が続いているが、

   松井佑  「もっと実戦の打球を数多く受けてうまくなりたい」

 意欲をのぞかせていた。

                 【6月14日付け中日スポーツより引用】