10/05/20 神戸サブ  オリックス11回戦(対オリックス5勝5敗1分)

◎柳田&堂上直2安打2打点◎

 
中   日
オリックス

[本塁打]中 川2号(7回1点山田)
[勝 投]小笠原  (2試合1勝0敗)
[敗 投]山崎正  (5試合0勝1敗)

 
中   日 11
オリックス

 打率長打率出塁率
左   中 川 .232 .482 .283
遊   岩崎恭 .257 .327 .370
指   福 田 .304 .420 .304
  打指  沢 井 .273 .318 .329
右   堂上剛 .340 .553 .392
中   平 田 .250 .319 .333
  捕   前 田 .162 .189 .319
一   中田亮 .207 .345 .233
二   柳 田 .289 .422 .400
三   堂上直 .217 .233 .254
捕   小 田 .214 .429 .267
  中   中 村 .280 .400 .333
35 11 .262 .369 .331
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
小笠原 93 27 3.21 2.57
矢 地 22 0.75 4.50
清水昭 2.25 9.00

《相手投手》山崎正(1回1/3)−前田佑(1回2/3)−仁藤(1回)
      −西川(1回)−山田(3回)−延江(0/3回)−本柳(1回)

中   日
左  中 川(山崎正)
三ゴ
  三振中飛    左本  (本柳)
投犠
遊  岩崎恭中飛  左飛  (西川)
左飛
  二ゴ  三振
指  福 田二飛  中飛  遊直  遊ゴ    
 打指 沢 井                左安
右  堂上剛  三振  (仁藤)
左安
左安    右2二ゴ
中  平 田  死球  右2中飛    三ゴ  
 捕  前 田                  
一  中田亮  (前田佑)
中飛
  中飛  (山田)
三ゴ
  死球  
二  柳 田  右2  左安  二ゴ  四球  
三  堂上直  左安  左安  遊ゴ  右飛  
捕  小 田    左安遊飛    投ゴ    
 中  中 村                (延江)
四球
オリックス
二  森 山(小笠原)
投ゴ
  二ゴ    三飛  (矢地)
三ゴ
  
遊  山崎浩遊ゴ    二ゴ  二飛  四球  
 走遊 柴 田                  
中  下 山三振    中飛    右飛二飛  
右  浜 中  右安  中飛    四球右安  
指  喜 田  遊飛    二ゴ  右安二ゴ  
一  土 井  二併    二ゴ  左犠    
 打  由 田                (清水昭)
三振
三  高 島    三ゴ  中飛  右安    
 打  大 村                左飛
捕  横 山    左2    左2左安    
 打  バイナ                右飛
左  丹 羽    三ゴ    一飛遊ゴ    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D先発・小笠原

  小笠原が貫禄十分の投球を披露した。7イニングを被安打6の2失点と好
 投。不調で2軍落ちし再調整中だが、復調間近であることを見せつけた。チ
 ームは6−2で快勝した。

  スコアボードに並んだ6つの「0」。小笠原が格の違いを見せつけた。最
 速141キロのキレある速球に、低めに集められた変化球。オリックス打線を
 完ぺきに手玉にとり、ゴロの山を築いた。

   小笠原  「徐々に段階的に良くなってきてます。もう少しですけど。
         球の走りも今日くらいなら」

 1軍で先発ローテーションの一角を任されながら、5試合で1勝3敗の防御
 率6.84。結果を残せず5月1日に2軍落ちした左腕が、ようやく“らしさ”
 を見せ、納得の表情を浮かべた。

  歯車がわずかに狂い、自らの投球ができないでいた。だからこそ、きめ細
 かくフォームチェックを行った。それが2軍戦2試合目で結果に結び付いた。

   小林コーチ「前回より上積みがあった。2、3の修正ポイントはあるか
         もしれないが、これを続けていければ」

 と前進を強調する。

  ただし、合格ではなかった。7回は疲れからか球が高めに浮き出し、相手
 打線につかまった。

   川相監督 「6回までは完ぺき。でも、レベルが高い投手だからこそ、
         7回を抑えて欲しかった」

 1軍で活躍して当たり前の存在だからこそ、ハードルは高い。

   小笠原  「ゴロをもう少し打たせられる。追求していきたい」

 小笠原もまだ改善の余地があることを口にしている。しかし、この日の6イ
 ニングで、光が差してきたのは間違いない。

D1番左翼・中川

  7回に勝負を決定付ける本塁打を左翼席へ弾丸ライナーで放つ

   中川   「完ぺきでした。でも狙ったわけではありません。何とか塁
         に出ようと思って振りました。まぐれです」

D8番三塁・堂上直

  堂上直が2安打2打点と結果を出した。2回に左翼線へ、4回にはしぶと
 く左前へ適時打を放った。軸足の右足に体重をしっかり乗せて打つことを心
 掛けており、「しっかり乗せられた」と思い描く打撃での2安打。

   堂上直  「ちょっとずつ良くなっていると思う。これを続けていきた
         い」

◆山本昌、11日ぶり50球

  左親指にできたマメの影響でブルペン入りを控えていた山本昌が、中日屋
 内練習場での2軍残留組練習で、9日以来11日ぶりにブルペン入りし、変化
 球を交えながら50球の投球練習を行った。

   稲葉コーチ「今週の土、日どちらかでシート打撃で投げて、しっかり投
         げられれば25日からのウ・リーグの阪神戦(ナゴヤ球場)の
         どこかで1、2イニングを投げる予定」

 実戦復帰についてのプランを語った。

   山本昌  「それぐらいに投げられるようにやっています。頑張ります」

                 【5月21日付け中日スポーツより引用】