10/03/20 神戸サブ  オリックス2回戦(対オリックス0勝2敗)

◎久本復活登板1回1/3無失点◎

 
中   日
オリックス

[勝 投]中 山  (1試合1勝0敗)
[敗 投]岩 田  (1試合0勝1敗)

 
中   日 10
オリックス

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .143 .286 .333
  捕   吉 田 - - 1.00
遊   岩崎恭 .429 .429 .556
一   中田亮 .167 .167 .167
  打左  中 川 .000 .000 .000
中右  平 田 .250 .250 .250
三二  柳 田 .400 .800 .625
右一  堂上剛 .125 .125 .125
左中  中 村 .600 .600 .600
捕   田 中 .250 .250 .400
  打三  堂上直 .500 1.000 .667
指   加 藤 .333 .333 .333
  打指  西 川 .000 .000 .000
34 10 .250 .313 .351
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
岩 田 94 25 9.00 3.60
久 本 11/3 0.00 0.00
金 剛 2/3 11 0.00 0.00
長 峰 0.00 9.00

《相手投手》中山(6回)−西川(2/3回)−延江(1/3回)
      −清水(1回)−本柳(1回)

中  日
二  沢 井(中山)
遊ゴ
  左2  遊ゴ  三ゴ    
 捕  吉 田                四球
遊  岩崎恭一ゴ  三犠    右安  (清水)
三振
二ゴ
一  中田亮遊ゴ  中飛    遊併      
 打左 中 川              一直  
中右 平 田  中安三振    三振  二ゴ  
三二 柳 田  投安  [三ゴ]    (西川)
四球
  (本柳)
右飛
右一 堂上剛  遊飛  三振    左飛  右安
左中 中 村  右安  三振    三振  右安
捕  田 中  左安    右飛        
 打三 堂上直            (延江)
四球
  左2
指  加 藤  捕飛    右邪  遊安    
 打指 西 川                左飛
オリックス  
指  バイナム(岩田)
四球
  中安中安    一直    
中  森 山二ゴ  二ゴ右安      二ゴ  
三二 一 輝左安    四球右併    (金剛)
二ゴ
  
左  浜 中三併    中安  (久本)
三振
  遊ゴ  
 左  丹 羽                  
一  相 川  遊ゴ  左安  中飛    (長峰)
三振
 一  土 井                  
右   迎   三ゴ  左安  四球    右飛
二  長 田  右邪  右飛  二ゴ      
 打三 高 島                左飛
捕  前田大    三振左安    三ゴ    
遊  柴 田    左安死球    二飛    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D2番手・久本

  前日の開幕戦に続いて連敗となったが、2番手・久本の投球は光った。20
 08年9月18日のウエスタン・サーパス戦(北神戸)以来約1年半ぶりに公式戦
 に登板。6回からマウンドに上がり、1イニング1/3をパーフェクトに抑え
 た。

  強風が吹く厳しいコンディション中で躍動した。左ひじの手術からの完全
 復活を目指す久本が帰ってきた。2軍とはいえ、実に548日ぶりとなる公式
 戦のマウンド。打者4人を完ぺきに封じた。

   久本   「結果を求めて投げました。左バッターが続いたので、しっ
         かり抑えることを意識して気持ちでいきました」

  6回、先発・岩田の後を継いで登板。先頭・前田大をカットボールで三ゴ
 ロに仕留め上々の立ち上がり。続く柴田、バイナムの左打者には104キロの
 カーブと直球で二飛、一直に。7回、先頭の左打者・森山も力のない二ゴロ
 に打ち取った。

  昨年4月13日に左ひじの手術をして、1年間はリハビリのつらい日々。昨
 年オフには、暖かいドミニカ共和国に自費でわたってリハビリ。春季キャン
 プでは50球をメドに投球練習を続けた。

  教育リーグでは5試合に登板。まずまずの手応えをつかみ、ウエスタン開
 幕直前には約130球の投げ込みを敢行。肩にいい張りもでき、ベストの状態
 でこの日のマウンドに臨んだ。

   久本   「きょうは緩急もつけられました。次から2イニング、3イ
         ニングと投げられるようにしていきたい。とにかくいい投
         球を継続できるようにしていきたいです」

  復活ロードはもう止まらない。07年以来3年ぶりの1軍登板へ向け、走り
 続ける。

D3番一塁・中田亮

  中田亮は2試合連続で「3番・一塁」で先発出場した。前日(19日)の開幕
 戦で公式戦初安打&犠打を決め、

   川相監督 「一発で(犠打を)決めて、細かいこともできるのが大きい」

 褒めていたがこの日は3打数無安打。前日の初安打については左翼線へポト
 リと落ちる安打で「あまりうれしくなかった」というが、

   中田亮  「積極的に振れるようになってきたので、明日頑張ります」

 前向きに話した。

D8番代打→三塁・堂上直

  逆風を切り裂いた打球は、左翼フェンスを直撃した。4点を追う9回1死
 一、二塁。堂上直は5番手・本柳4球目、141キロの速球を豪快に振った。
 あともう少しで本塁打という二塁打。走者2人を本塁へ生還させた。

   堂上直  「感触は完ぺきでしたけど、風に負けました」

 7回に代打で登場した際には、きっちり四球を選んで出塁。

   堂上直  「四球を選んだときの見送り方が良かったので、その次の打
         席に(二塁打を)打てたと思います」

  本柳と前回対戦した11日の教育リーグでは三球三振に倒れていたが、きっ
 ちりお返し。

   垣内コーチ「前回やられていたから。きょうは配球をしっかり読んで打
         った。それが進歩だね」

  岩崎恭、柳田、沢井の3人の内野手が打撃好調で、開幕から2試合連続の
 途中出場。

   堂上直  「結果を出してスタメンで使ってもらえるように頑張ります」

 先発出場を勝ち取るために猛アピールする。

D9番DH・加藤

   加藤   「(7回今季初安打)差し込まれたけどヒットになって良かっ
         た。前の打席のライトヘの打球(右邪飛)の感触は良かった」

                 【3月21日付け中日スポーツより引用】