22/10/29 アイビー  フェニックスリーグ

◎郡司2試合連続弾含む2安打◎

 
IP選抜
中  日

[本塁打]郡 司(4回1点荒巻)

 
IP選抜 13 11
中  日

 打率長打率出塁率
中   岡 林 .212 .269 .268
左   ブライト .244 .244 .407
三   高橋周 .356 .444 .415
一   郡 司 .333 .567 .429
指   福 元 .397 .552 .435
右   三 好 .189 .243 .286
二   石 垣 .293 .397 .328
捕   味 谷 .257 .343 .297
  打   伊 藤 .261 .348 .469
遊   星 野 .227 .318 .277
32 .280 .418 .355
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
橋 本 52/3 29 10 4.82 8.20
松 田 11/3 1.08 7.56
石川翔 3.12 8.31
山 本 3.38 4.50

【失策】星野

《相手投手》荒巻(8回)−豊村(1回)

IP選抜
中  広 沢(橋本)
中安
二ゴ  左安  四球  投犠  
遊  中 村三振  中安三振  四球  四球  
左   藪 三振  三振右安  (松田)
二ゴ
  中安  
指  山 口遊安  中2遊ゴ    遊ゴ    
 打指 山 下              二ゴ  
右  吉 岡三ゴ  左安  遊ゴ  三振  (山本)
三振
一  今 津  四球三振  三振  四球  遊ゴ
三  川 上  三ゴ四球  三振  二飛  右飛
捕  久保田  四球三振            
 打捕 広 畑          三振  (石川翔)
三振
  
二  高 山  二ゴ  三振  投ゴ  四球  
中  日
中  岡 林(荒巻)
三直
  右飛    四球中飛    
左  ブライト右飛  中飛    三振  三ゴ  
三  高橋周一ゴ    投ゴ  三振  四球  
一  郡 司  右安  左本  四球  三邪  
指  福 元  中安  遊ゴ  右飛    (豊村)
右安
右  三 好  二直  三振    捕ゴ  二ゴ
二  石 垣  左安    右飛  右安  投ゴ
捕  味 谷  右飛    投ゴ  三ゴ    
 打  伊 藤                四球
遊  星 野    三振  三振  中安  三振
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
4回 1死、郡司が左越えソロ本塁打
[失点経過]
1回 先頭安打、二盗、2死後適時内野安打を打たれ先制される
2回 先頭四球、暴投で二塁へ、1死後、四球で一、二塁
二ゴロで二塁封殺、星野が併殺狙うも一塁悪送球で失点
3回 先頭安打、1死後、適時二塁打を打たれる
8回 1死後四球、犠打、暴投で三塁へ進まれ
四球で一、三塁、二盗で二、三塁、暴投で失点
さらに適時打を打たれ2失点目

D4番一塁・郡司

  2試合連発となる2号ソロで零封負けを免れた。

   郡司   「打った感触も良かったですし、ようやく良い状態になって
         きました」

  4回1死からの第2打席。初球を振り抜くと白球は高々と舞い上がり、そ
 のまま左翼席最前列に吸い込まれた。

  直近4試合で12打数8安打。好調の裏には、中村紀2軍打撃コーチから
 「脱力」のアドバイスがあった。これまでは高い位置でトップをつくってい
 たが、バットを顔の付近まで下げ、力を抜くことを意識するように変更した。

   郡司   「バットを引いた状態で固めて構えることで、速いボールに
         対応できない課題がずっとあった。脱力を意識してから真
         っすぐのファウルも減ってきて良い感じです」

D4番手・山本

  九回に登板し、1回を三者凡退に抑えた。中継ぎとして勝ちパターンの一
 角を目指す右腕は、持ち球のスライダーを改良中。今季、被打率の高かった
 右打者から「嫌がられる」球として磨きをかけている。

  同リーグ8試合目の登板で早速、最初の打者に試した。2ストライクから
 の3球目。134キロのスライダーで見逃し三振に仕留めた。

   山本   「思い切り腕を振れた。変化球の切れが良かった」

  左打者の被打率1割台に対し、右は2割6分8厘と悪化。左打者にはシン
 カーが有効だったが、右打者には

   山本   「いざという時に投げられる球が少なかった」

  これまでの緩いものから直球の軌道から曲がるスライダーを理想とし、鍛
 錬を続ける。

   山本   「真っすぐに見えるような球種を増やしたい。中継ぎである
         以上、七回、八回を投げたい」

D片岡2軍監督

  まず矛先が向いたのは先発の橋本。初回から制球に苦しみ、4回までに90
 球を要した。

   片岡監督 「2アウトからストレートの四球を与えたりしていてはね。
         芯で捉えられた打球も多かった。どうしても制球に難があ
         ると加減してしまう。いつも同じことをやっている」

 6回には6球で2死を奪いながら、直後にストレートの四球。さらに次打者
 にも四球を与え降板。6回途中で5四球を与えた。

  この日、橋本−味谷バッテリーが許した盗塁は3つ。

   片岡監督 「左ピッチャーがあそこまで簡単にスタート切られてたらだ
         めでしょ。ましてや初対決。同じようなリズムで投げるん
         じゃなくて考えないと」

  一方、打線は7安打を放ちながら、得点は郡司のソロの1点のみ。特に先
 発の荒巻(北九州)には8イニング1失点と抑え込まれた。130キロ台の直球
 と100キロ台の緩い変化球のコンビネーションに翻弄され

   片岡監督 「一番難しいタイプだとは思う。シーズン中なら円陣組んで、
         指示を出すが、今日は各打者に考えさせた。打席の立ち位
         置を変えるとか工夫がいるよね。同じようなやられ方が多
         かった」

      【10月29日付け中日スポーツ(山本の記事は中日新聞)より引用】