22/10/12 サンマリン  フェニックスリーグ

◎先発全員安打で大勝◎

 
中  日 14
DeNA

 
中  日 16 10
DeNA

 打率長打率出塁率
中   岡 林 .273 .364 .385
  走中右 三 好 .143 .143 .250
左   伊 藤 .286 .429 .375
三   高橋周 .600 .700 .583
  走三  星 野 .000 .000 .000
右中  鵜 飼 .143 .214 .143
指   郡 司 .125 .125 .125
  打指  ブライト .200 .200 .333
二   石 垣 .385 .462 .385
一   福 元 .417 .667 .462
捕   石 橋 .286 .714 .444
遊   土 田 .250 .250 .333
39 16 12 10 .290 .393 .347
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
根 尾 15 0.00 6.75
松 田 15 3.00 6.00
竹 内 9.00 0.00
 森  0.00 13.50
                (自責点は推定)

《相手投手》高田(3回2/3)−スターリン(2回1/3)−宮城(2回)−坂本(1回)

中  日
中  岡 林(高田)
右飛
  投安死球  死球      
 走中右三 好            死球  [投犠]
左  伊 藤三振  三振右安  四球三振  右2
三  高橋周左安  中2左犠  [一ゴ]      
 走三 星 野            三振  三ゴ
右中 鵜 飼三ゴ  三振(スター)
二飛
  左安  右飛三振
指  郡 司  一邪  左安三振中飛      
 打指 ブライト              右邪三振
二  石 垣  三振  左安左飛  (宮城)
右安
中安  
一  福 元  捕邪  左安中飛  右安中安  
捕  石 橋    左安四球  死球三犠三振  
遊  土 田    [三犠]右犠  一ゴ中安  (坂本)
左安
DeNA
遊   森 (根尾)
中2
  左飛  投ゴ        
 遊  田中俊            三振  (森)
四球
右  梶 原右安  三振  二安        
 打右 勝 又            中2  三振
一  知 野二直  遊ゴ    中飛遊ゴ    
 打  益 子                三併
中  蝦 名三振    遊ゴ  四球      
 打中 細 川              (竹内)
投安
  
三  小深田  左飛  左飛  右安  左安  
二  粟飯原  三振  中飛  三振  投ゴ  
左  大 場  中安    (松田)
四球
四球  左邪  
捕  山 本  死球    遊ゴ左飛  中2  
 捕  東 妻                  
指  村 川  捕ゴ    四球  投ゴ三ゴ  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
3回 先頭石橋が三遊間を破り
土田の三塁前バントを送球先迷う間に土田もセーフ
岡林バント安打で無死満塁に
1死後、高橋周が左中間を破る走者一掃の二塁打
4回 先頭郡司から石垣、福元が連続左前打
石橋が押し出し四球を選び土田は右犠飛
岡林が死球を受けて再度満塁に
伊藤右前適時打、高橋周左犠飛でこの回4点
6回 先頭石橋が死球を受け暴投で二塁へ
土田一ゴロ間に石橋は三塁へ
岡林も死球を受け、代走三好が二盗で二、三塁
伊藤は四球で1死満塁に
高橋周一ゴロ二塁封殺も併殺狙い一塁悪送球で2者生還
なおも2死二塁で鵜飼の三遊間を破る適時打で10点目
7回 先頭石垣、福元連続右前打、石橋犠打で二、三塁
土田が二遊間を抜く2点適時打
9回 先頭土田左前打、三好の犠打が一塁悪送球となり土田生還
三好は二塁へ進み、伊藤が右翼線適時二塁打
[失点経過]
5回 先頭に四球、二盗、1死後四球で一、二塁
2死二、三塁となって適時内野安打を打たれ失点
一、三塁から重盗を仕掛けられもう1失点
8回 先頭内野安打、安打、投ゴロで1死二、三塁
2死後、2点適時二塁打を打たれ失点

D先発・根尾

  投手転向後、自己最長の4イニングを投げ、3安打無失点。1死球はあっ
 たものの無四球で、わずか52球で片付ける上々の出だしだ。

  初回。いきなり連打を許して無死一、三塁となった。3番・知野にも直球
 をとらえられたが、二直。一塁走者が戻りきれず併殺となると、4番・蝦名
 を外角低めのスライダーで空振り三振に仕留めてピンチを脱出した。2回に
 も2死一、二塁を切り抜けた。

  立ち上がりこそ不安定だったが、変化球の制球がまとまりだすと、球団の
 スピードガンで最速151キロをマークした直球とのコンビネーションがさえ
 た。3、4回と連続で三者凡退。大塚投手コーチから課されていた「1イニ
 ング15球以内」という宿題にも、初回から14、17、14、7球とほぼ満点回答
 だ。

   根尾   「できたことと、できなかったことが両方あったので。相手
         のミスや、味方の好守に助けられた部分が大きい。なんと
         か抑えられてよかった」

 自己採点は50点。一方で、1打席中に変化球を連続で投じるなどシーズン中
 になかった試みも行い、

   根尾   「課題というよりも、試したいものをつかんだので、そこが
         よかった」

   片岡監督 「球数が増えすぎなければ、きょうは4イニングと決めてい
         た」

   片岡監督 「むちゃくちゃいいとは感じなかった。収穫は4イニングを
         投げて0に抑えたこと」

   片岡監督 「投手の球になってきている気もする。一歩ずつ勝てる投手
         になってほしいね。実戦の中で見つけた課題を修正をして
         いってくれれば」

   根尾   「来年の春に1軍の舞台で先発として投げられるように、段
         階を踏んでステップアップしていきたい」

   立浪監督 「内容は直接見ていないので分かりませんが、ゼロに抑える
         のは何よりもいいことですね。死球は一つありましたが、
         無四球は立派です。根尾には段階があります。成長過程で
         すし、焦らずにやらせます」

D3番三塁・高橋周

  3回1死満塁で打席には高橋周。1ストライクからDeNAの左腕・高田
 の外角高め137キロ直球を振り抜く。打球は追いかける中堅の頭上を越えた。
 走者一掃の3点適時二塁打だ。

   高橋周  「グッドだと思います」

  課題と挙げたのは、追い込まれる前に長打が狙える打撃だ。

   高橋周  「追い込まれてからは、なんとかできている。その前で勝負
         できるか」

 第1打席はフルカウントから高田のカーブにうまく合わせて左前へ。11日の
 同リーグ・ヤクルト戦(西都)でマークした3安打も全て2ストライクから放
 った単打だった。

   片岡監督 「センターの頭上に打球が上がるということは、バットが内
         側から出てるってこと」

   片岡監督 「本人も精力的やし、変わりたいという気持ちもある。ホー
         ムランも2本じゃあかんよ。20本打たないとね」

   高橋周  「2打席目みたいな打球を増やしていかないと」

D4番右翼→中堅・鵜飼

  6回2死二塁で迎えた第4打席だ。カウント2−2からDeNA育成のス
 ターリンが投じたスライダーに反応。打球は遊撃・森のグラブをはじいて、
 左前に転がり、二塁走者を迎え入れた。同リーグは3試合全てでフル出場す
 るも14打数2安打とまだまだ。

   鵜飼   「まだ甘い球をファウルにしているので、いいスイングじゃ
         ない」

                 【10月13日付け中日スポーツより引用】